ブックメーカーの基礎用語と専門用語を初心者向けに解説

頻出に使うブックメーカーの基礎的な用語と専門的な用語を分かりやすく解説します。

ブックメーカーを始めて間もない初心者で画面に表示される用語が分からず、毎回調べている方もいるのではないでしょうか。

また少し慣れてきたときに専門的な攻略情報を閲覧する時も用語が分からず、煩わしさを感じた経験はあるかと思います。

ブックメーカーの用語は英語が基礎となっているので、意味合いの見当が付く用語もあれば、知らなければ絶対に分からない高度な用語もあります。

スポーツのルールもカタカナ語が多く、始めは分からなくても徐々に慣れてくるのと同じでブックメーカー用語も日々、使っていれば自然に身に付きますが、やはり最初に最低限の用語は覚える必要があります。

目次

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頭文字「A」で始まるブックメーカー用語

「A」から始まるブックメーカーう用語

「A」で始まるブックメーカーの重要な用語は4個ありますので、順に解説します。

Accumulator(アキュムレーター)

最初のベットに勝利して、それらをすべて次のベットに使うこと。別名マルチベットとも言われます。

1つでも外れたら負けというリスクが高いベット方法であり、少なくとも2つ以上のベッティングで勝たないと、アキュムレーターでのベッターの勝ちとはなりません。

一方で試合数が増えれば増えるほどアキュムレーターの場合はオッズが上がるので、自信のある試合が複数ある場合によく使用されます。

All InBetting(オールインベッティング)

ベットが行われているのに、選手やチームが退場したりしても返金が行われないベットのこと。

スポーツの試合自体がキャンセルになった場合は返金されます。

スターティングメンバーや出走馬などが確定していない段階でベットするのはリスクが伴いますが、オッズ面で高い配当を得られます。

Arbitrage(アービトラージ)

2つ以上のブックメーカーで両賭けする(AとBどっちにもベットする)ことで必ず勝てるベッティング方法のこと。

各ブックメーカーが異なるオッズを発表している為、あるブックメーカーではAが勝つ方にベットし、別のブックメーカーではBが勝つ方にベットする…というブックメーカの必勝法として有名なものですが、近年はどこのブックメーカーでも禁止とされていることが多いです。

稀にアービトラージを禁止していないところもありますが、そういったところでは対策が打たれています。

アービートラージについては「アービートラージの仕組みとは?最強のブックメーカー必勝法」に詳しくまとめています。

Asian Handicap(アジアンハンディキャップ)

サッカーで用意されるスプレッド(ハンディキャップ)ベッティングのこと。

ドロー(引き分け)の可能性をなくしてベッターが勝つ確率を高めたものなので、ドローはなくホームチームが勝つか、アウェイチームが勝つかの2つの結果しかありません。

ドローの場合は返金対象となりますが、0.5など小数点以下が含まれることも多いです。

頭文字「B」で始まるブックメーカー用語

「B」から始まるブックメーカー用語

「B」で始まるブックメーカーの重要な用語は3個ありますので、順に解説します。

Banker(バンカー)

特に当たる見込みが高いと考えているオッズ(選択肢)のこと。

Bet The Limit(ベット・ザ・リミット)

ブックメーカーによって決められた特定の試合やイベントで、一度に賭けることができる上限(マックスベット)のこと。

ブックメーカーが独自に決めるので、統一されているわけではありません。

Bookie(ブッキー)

胴元として認可された人、つまりブックメーカーのこと。

また、ブックメーカーをプレーしている愛好家のことも「ブッキー」と呼ぶことがあります。

頭文字「C」で始まるブックメーカー用語

「C」から始まるブックメーカー用語

「C」で始まるブックメーカーの重要な用語は3個ありますので、順に解説します。

Cash Out(キャッシュアウト)

本来は「出金」という意味ですが、スポーツベッティングにおいては「賭けを途中で降りる機能」のこと。

主にライブベットにおいてキャッシュアウトによって損切りや利益を確定させることができます。

Close/Closing Line(クローズ/クロージング・ライン)

別名でファイナルラインとも言われ、ブックメーカーがオッズを公開する前のベッティングラインのこと。

Correlated Parlay(コリレーティッド・パーレイ)

一つのベットに勝った場合、その勝ちを他のベットでのオッズを上げるベットのこと。

頭文字「D」で始まるブックメーカー用語

「D」から始まるブックメーカー用語

「D」で始まるブックメーカーの重要な用語は3個ありますので、順に解説します。

Dog Player(ドッグ・プレイヤー)

一般的に勝利する可能性が低いチームや、活躍する可能性の低い選手(Underdog)にベットする人のこと。

日本では同じ意味で「穴党」という言葉があります。

Double Chance(ダブルチャンス)

通常は自分が賭けたチームが勝利して的中ですが、勝利でも引き分けでも的中というベットの仕方のこと。

勝ちと引き分けというチャンスが2度あり、配当は下がりますがリスクを大きく回避することができます。

Draw No Bet(ドロー・ノーベット)

試合がドロー(引き分け)に終わった時、ベッターは賭け金を返金してもらえるベットのこと。

頭文字「E」で始まるブックメーカー用語

「E」から始まるブックメーカー用語

「E」で始まるブックメーカーの重要な用語は3個ありますので、順に解説します。

Early Money(アーリー・マネー)

ベッティングラインが間もなく一般に公開されるベットのこと。

European Handicap(ヨーロピアン・ハンディキャップ)

本来、ハンディキャップと言えばこの「ヨーロピアンハンディキャップ」を指しますが、アジアンハンディキャップが新しく登場してから区別するために名前がつけられました。

無効なベットや返金があるアジアンハンディキャップとは異なり、無効なベットや返金がありません。

Exposure(エクスポージャー)

ブックメーカー(またはプレイヤー)がある賭けの対象で被る損失の見込みのこと。

頭文字「F」で始まるブックメーカー用語

「F」から始まるブックメーカー用語

「F」で始まるブックメーカーの重要な用語は3個ありますので、順に解説します。

Fixed Game(フィックス・ゲーム)

一人もしくは複数の参加者が試合結果を意図的に操作すること(いわゆる八百長)。

Fixed Odds(フィックス・オッズ)

自分が賭けた時のオッズのこと。

ブックメーカーでは自分が賭けたタイミングのオッズが適用され、その後にどれだけオッズが変動しても、払戻金に影響はありません。

Futures(フューチャー)

スーパーボウルやワールドシリーズ、スタンレーカップやNBAチャンピオンシップなど様々なメジャースポーツイベントで優勝チーム(選手)が誰かを当てるオッズのこと。

頭文字「G」で始まるブックメーカー用語

「G」から始まるブックメーカー用語

「G」で始まるブックメーカーの重要な用語は2個ありますので、順に解説します。

Gambling Commission(ギャンブリングコミッション)

賭博管理委員会のこと。ブックメーカーの営業許可ライセンスを発行する機関です。

Gross Win(グロスウィン)

支出を考慮する前の儲けのこと。

頭文字「H」で始まるブックメーカー用語

「H」から始まるブックメーカー用語

「H」で始まるブックメーカーの重要な用語は2個ありますので、順に解説します。

Hedge(ヘッジ)

試合の勝敗予想オッズで片方に賭けた後にもう片方に賭けたり(両賭け)、条件が相反するオッズに賭けて損失回避を試みること。

Hook(ホック)

ポイントスプレッド(ハンディキャップ)における0.5のこと。例えば6.5を「6 and a hook」と言います。

頭文字「I」で始まるブックメーカー用語

「I」から始まるブックメーカー用語

「I」で始まるブックメーカーの重要な用語は2個ありますので、順に解説します。

In Play Betting(インプレイ・ベッティング)

試合中に行われるベッティングのこと。つまりはライブベッティングの事になります。オッズはパフォーマンスやチームや選手のポジションによって試合中に変化します。

IBAS(アイビーエーエス)

“Independent Betting Adjudication Service” の略で、ブックメーカーを監査する第三者機関のこと。

頭文字「J」で始まるブックメーカー用語

「J」から始まるブックメーカー用語

「J」で始まるブックメーカーの重要な用語は1個ありますので、順に解説します。

Jerk(ジャーク)

ドローやプッシュ、タイと同じ意味のこと。

頭文字「K」で始まるブックメーカー用語

「K」から始まるブックメーカー用語

「K」で始まるブックメーカーの重要な用語は1個ありますので、順に解説します。

KYC(ケーワイシー)

“Know Your Customer”の略。本人確認手続きのことで、最初の登録時などに見かけます。

頭文字「L」で始まるブックメーカー用語

「L」から始まるブックメーカー用語

「L」で始まるブックメーカーの重要な用語は2個ありますので、順に解説します。

Linemaker(ラインメーカー)

ベッティングのオッズを作る人のこと。オッズメーカーを指します。

Long Odds(ロングオッズ)

101.00倍以上といった勝つ可能性が極めて低いとされるチームや選手につけられる、高いオッズのこと。

頭文字「M」で始まるブックメーカー用語

「M」から始まるブックメーカー用語

「M」で始まるブックメーカーの重要な用語は3個ありますので、順に解説します。

Middle(ミドル)

異なるハンディキャップが付いている両者で、どちらが勝っても「勝ち」になるベッティングのこと。

Money Line(マネーライン)

ハンディキャップを含まない、勝利チームもしくは引き分けを予想する最もオーソドックスなベットのこと。初心者から上級者まで人気のベット方法です。

Multiples(マルチプル)

最初のベットに勝利して、それらをすべて次のベットに使うこと。

少なくとも2つ以上のベットを組み合わせる必要があり、組み合わせる数が多ければ多いほどオッズが上がります。

頭文字「N」で始まるブックメーカー用語

「N」から始まるブックメーカー用語

「N」で始まるブックメーカーの重要な用語は2個ありますので、順に解説します。

Non-Runner(ノンランナー)

賭けの対象(選択肢)が、何らかの事情により不出場・参加しなかったこと。

競馬などのオッズで、Non Runner Money BackやNRMBと書かれていれば、自分が賭けた対象が出場しなかった場合、賭け金が返金されます。

Novelty Betting(ノベルティ・ベッティング)

スポーツとは関係のないイベントへのベッティングのこと。

例えば「次のアメリカ大統領は誰か?」といった政治関連のものや「ノーベル平和賞受賞者は?」といったものなど様々な賭けがブックメーカーには用意されています。

頭文字「O」で始まるブックメーカー用語

「O」から始まるブックメーカー用語

「O」で始まるブックメーカーの重要な用語は3個ありますので、順に解説します。

Odd or Even(オッドオアイーブン)

対象となるスコアや数値が、Odd(奇数)かEven(偶数)になるかを予想する2択オッズのこと。

Outlaw Line(アウトロー・ライン)

オフィシャルラインになる前のラインのこと。オッズメーカーはラインをオープンにする前に特定のベッターを集めて「アウトローライン」を提示し、彼らエキスパートの意見を尊重してラインを作っていきます。

Over/Under(オーバー/アンダー)

両者の総得点(ゴール)が特定数字よりも高いか低いかを当てるベットのこと。

マネーラインやハンディキャップと同じく、ブックメーカーで代表的とされる賭け方の一つ。

頭文字「P」で始まるブックメーカー用語

「P」から始まるブックメーカー用語

「P」で始まるブックメーカーの重要な用語は3個ありますので、順に解説します。

Parlay(パーレー)

最初のベットに勝利して、それらをすべて次のベットに使うこと。マルチプルベットやアキュムレーターと同じ意味になります。

Point Spread(ポイント・スプレッド)

ハンディキャップのことで、勝ち目の薄いチームに対してヘッドスター(ハンディ)を与えて勝敗を決めるオッズのこと。

Prop/Proposition Bet(プロップ/プロポジションベット)

ブックメーカーがスポーツイベントや政治などの様々なイベントに対して準備したベットのこと。

特殊なオッズが提示されます。

政治ベッティングについては「ブックメーカーから政治に参加!特に米大統領選が人気の理由」に詳しくご紹介しています。

頭文字「Q」で始まるブックメーカー用語

「Q」から始まるブックメーカー用語

「Q」で始まるブックメーカーの重要な用語は1個ありますので、順に解説します。

Quarter Betting(クォーターベッティング)

バスケ、アメフト、ホッケーなどのライブベットで用意されるクォーターごとの勝敗予想、ハンデ予想、スコア予想などの賭け方のこと。

頭文字「R」で始まるブックメーカー用語

「R」から始まるブックメーカー用語

「R」で始まるブックメーカーの重要な用語は2個ありますので、順に解説します。

Rollover(ロールオーバー)

アカウントにある資金を賭けに使うこと。

ボーナスを受け取った際に「Rollover x5」と書かれていれば、入金+受け取ったボーナスの総額の5倍相当額を賭ける必要があるという意味になります。

Run Line(ラン・ライン)

野球において、マネーラインの代わりに使われるスプレッド(ハンディキャップ)のこと。

頭文字「S」で始まるブックメーカー用語

「S」から始まるブックメーカー用語

「S」で始まるブックメーカーの重要な用語は3個ありますので、順に解説します。

Scratch(スクラッチ)

競争者が退場すること、または退場によって、賭けがキャンセルもしくは延期されること。

Spread(スプレッド)

ポイントスプレッドの略称。チーム実力差を考慮してブックメーカーが設定するハンデのこと。

Stake(ステーク)

イベントに対して賭けを行うためのお金を表す用語のこと。

頭文字「T」で始まるブックメーカー用語

「T」から始まるブックメーカー用語

「T」で始まるブックメーカーの重要な用語は3個ありますので、順に解説します。

Tipster(ティップスター)

レースや試合、イベントでどれが勝ちそうかの予想をベッターにあげるもしくはその情報を販売する人のこと。

Tout(タウト)

ベッティングに関するアドバイスを与える人や予想を販売する業者のこと。

True Odds(トゥルーオッズ)

ブックメーカー側の控除がない、確率をそのまま換算したオッズのこと。

頭文字「U」で始まるブックメーカー用語

「U」から始まるブックメーカー用語

「U」で始まるブックメーカーの重要な用語は2個ありますので、順に解説します。

Underdog(アンダードッグ)

格下の意味で、勝ち目の薄いチームや選手のこと。

Unsettled(アンセットルド)

未決という意味のこと。賭けの履歴上、まだ結果が確定していない対象に表記されます。

頭文字「V」で始まるブックメーカー用語

「V」から始まるブックメーカー用語

「V」で始まるブックメーカーの重要な用語は2個ありますので、順に解説します。

Vigorish(ビゴリッシュ)

ブックメーカー側が得る手数料のこと。コミッションやジュース、マージンと同じ意味です。

Void Bet(ボイドベット)

一般にアジアン・ハンディキャップにおいて、ベッターが賭けたお金を返金すること。「ボイド」とは英語で無効という意味で、賭けが不成立となった場合に表示されます。

頭文字「W」で始まるブックメーカー用語

「W」から始まるブックメーカー用語

「W」で始まるブックメーカーの重要な用語は2個ありますので、順に解説します。

Wager(ウェイジャー)

賭けること。ベットど同義語です。

Whale(ホエール)

Whaleはクジラという意味で、大金を賭けるプレイヤーのこと。ハイローラーと同じです。

頭文字「X」で始まるブックメーカー用語

「X」から始まるブックメーカー用語

「X」で始まるブックメーカーの重要な用語は1個ありますので、順に解説します。

X(エックス/バイ)

マネーラインでのドローのこと。サッカーやアイスホッケーにて使用されます。

頭文字「Y」で始まるブックメーカー用語

「Y」から始まるブックメーカー用語

「Y」で始まるブックメーカーの重要な用語は1個ありますので、順に解説します。

Yield(イールド)

収益の意味のこと。

頭文字「Z」で始まるブックメーカー用語

「Z」から始まるブックメーカー用語

「Z」で始まるブックメーカーの重要な用語は1個ありますので、順に解説します。

Zebras(ゼブラ)

レフリー(審判)のこと。

ブックメーカー用語のまとめ

ブックメーカーで使わる用語は国や地域によって少しずつ変わりますが、ここで説明した用語はどれも基本的なものばかりなので覚えておきましょう。

ブックメーカー用語は英語が多く、覚えなくても理解できる用語や知っておかなければ分からない用語もありますので、全てをゼロからお覚える必要はありません。また、ブックメーカーの初心者は簡単に全体的な用語を一度、読み流しして後は実践で覚えていくのが良いでしょう。

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CasinoTopsOnline編集部

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監修: 和希愛

編集長