ブラックジャック 必勝法【プロが徹底する9つの勝ち方】
オンラインカジノのブラックジャックで勝つためにプロが常に活用する9つの必勝法を詳しく解説します。
2008年に上映された映画「ライスベガスをぶっつぶせ」でMIT(マサチューセッツ工科大学)の教授と学生が数学を駆使してブラックジャックで大金を稼ぐ姿に憧れた人も多いのではないでしょうか。
ブラックジャックは、他ゲームに比べてプレイヤー側の選択肢が多く、常に状況を分析して適切な判断が要求されます。
それ故にブラックジャックはカジノゲームのなかで最も合理的に勝つことのできるゲームですが、それと同時に「頭脳」と「判断力」が結果に大きく影響していきます。
これを習得して実践で活用できれば、ブラックジャックで大きく勝てるようになります。
ブラックジャック攻略の考え方
ブラックジャックはプレイヤーのアクション頻度が最も多いカジノゲームなので、プレイヤーのスキルや判断力に結果が左右されやすい特徴があります。
例えばバカラやルーレットはチップを賭けた瞬間に勝敗が決まっていますが、ブラックジャックはチップを賭けた後、数回繰り返されるプレイヤーアクションによって勝敗は変わってきます。
故に、ブラックジャックで勝つためには「攻略の考え方」と「効果的な必勝法」が重要になります。
以下はブラックジャックで稼ぐために大切な3つの考え方です。
- 勝った回数と利益の額は比例しない
- 各ゲームの勝率を上げる
- 利益額を最大化する
ブラックジャックの基本ルールは「ブラックジャックのルールを超簡単に習得-動画解説付き」をご覧下さい。
ブラックジャック攻略の重要確率
ブラックジャックの重要確率は、必勝法を学ぶ前の基礎として必ず把握しておきましょう。
この確率を知っておくことで理論上、出現確率の高いカードが分かります。
以下は「A, 3, …Q, K」の各カードの枚数が平均的に出ている際に、ディーラーのダウンカードとプレイヤーが次に引くカードの確率です。
カード | 出現確率 |
---|---|
A(エース) | 約7.7% |
1 | 約7.7% |
2 | 約7.7% |
3 | 約7.7% |
4 | 約7.7% |
5 | 約7.7% |
6 | 約7.7% |
7 | 約7.7% |
8 | 約7.7% |
9 | 約7.7% |
10 (10, J, Q, K) | 約30.7% |
「2~9」とカウントするカードは各32枚 (4種類×8デッキ)ずつ使われるのに対して、「10」とカウントするカードは128枚(16種類×8デッキ)使われるので、「2~9」の各カードに対して「10」のカードは4倍多く使われることになります。
従って、ディーラーのダウンカード、そして次に自分が引く確率の高いカードは「10」ということになります。
ブラックジャック必勝法の基礎
ブラックジャックで勝つためには、まずブラックジャックのルール特性を利用した3種類のブラックジャック専用必勝法を覚えることが大切です。
この3種類の必勝法はブラックジャックの各ゲームの「勝率」を高めることを目的としています。
仮に10ゲームをプレイするなら「4勝6敗」より「6勝4敗」のほうが当然、稼げる可能性は高くなります。
では、ブラックジャック攻略の基礎となる3種類の必勝法を説明します。
必勝法1. アクション戦略
まずブラックジャックのアクション戦略とは、各カードが平均的に出ていると仮定して最も勝率の高いアクションをすることです。
そこで以下に基本となるアクション戦略の3つパターンを解説します。
1. 手札のカード合計が「17以上」
手札のカード合計が17以上21以下のときは、ディーラーのアップカードに関わらず「スタンド (ステイ)」します。理由は、もう一枚カードを引くと「バースト」する可能性が高いからです。
以下の表は各カード合計とバーストする確率を表しています。
手札のカード合計 | バースト確率 |
---|---|
12 | 30% |
13 | 38% |
14 | 46% |
15 | 54% |
16 | 60% |
17 | 68% |
18 | 76% |
19 | 84% |
20 | 92% |
21 | 100% |
上表から分かるように、合計17以上になるとバースト確率は「68%」に上ります。また察しの良い人は「合計16や15でもバースト確率は高いと思うが、なぜ合計15や16以上ではなく、合計17以上の時と決まっているのか」と思うかもしれません。
この「合計17以上」はディーラー側のルールを考慮した期待値という考え方で定義されていますので、例えば「合計16」のときは、ディーラーのアップカードによって期待値の高くなるアクションは異なってきます。
これは次項の「基本戦略」で解説します。
2. 手札のカード合計が「11以下」
手札合計が2以上11以下の時は、ディーラーのアップカードに関わらず「ヒット」又は「ダブルダウン」又は「スプリット」を選択します。
この3つの選択肢の選び方は次項の「基本戦略」で解説していますが、何れにしても合計11以下のときは「もう一枚カードを引く」ということを覚えておきましょう。
理由はバースすることなく、「合計21」に近づけれるからです。
3. 手札のカード合計が「12-16」
プレイヤーの手札の合計が「12-16」のとき、取るべきアクションはディーラーのアップカードによって決まります。
例えば手札のカード合計が「14」のとき、ディーラーのアップカードが「3」ならディーラーはバーストする確率が高いので「スタンド」します。
逆にディーラーのアップカードが「10」ならディーラーは限りなく「合計21」に近づけてくると思われるので、プレイヤーはスタンドしてバーストを避けるより、ヒットしてバーストしない確率(上表より54%)に賭けたほうが期待値は高くなります。
必勝法2. 基本戦略 (ベーシックストラテジー)
ブラックジャックのベーシックストラテジーは、「必勝法1」のアクション戦略を更に詳しく定義しています。
ベーシックストラテジーを知ることで以下2点のアクション戦略について詳しく分かります。
- 手札のカード合計が「11以下」の時、どのアクションでもう1枚カードを引くか。
- 手札のカード合計が「12-16」の時に取るべきアクション。
ベーシックストラテジーとは、3種類のストラテジー表に沿ってプレイする戦略です。ストラテジー表は全てのパターンにおいて最も期待値の高くなるアクションを定義しています。
1. バードハンドのストラテジー表
ハードハンドは、始めに配られるプレイヤーの2枚のカードに「A」が含まれず、「2枚の数字が異なる」時に使います。
例えばプレイヤー手札のカード合計が「14」で、ディーラーのアップカードが「6」の時には表の交差する「S (スタンド)」のアクションを選択します。
2. ソフトハンドのストラテジー表
ソフトハンドは、始めに配られるプレイヤーの2枚のカードに「A」が1枚含まれている時に使います。
例えばプレイヤー手札のカード合計が「A」「6」で、ディーラーのアップカードが「6」の時には表の交差する「D (ダブルダウン)」のアクションを選択します。
3. スプリットハンドのストラテジー表
スプリットハンドは、始めに配られるプレイヤーの2枚のカードが「同じ数字」の時に使います。
例えばプレイヤー手札のカード合計が「6」「6」で、ディーラーのアップカードが「4」の時には表の交差する「P (スプリット)」のアクションを選択します。
このようにブラックジャックのベーシックストラテジーを覚えることで常に期待値が最大になるアクションを迷わず選ぶことができます。
ベーシックストラテジーの詳しい使い方は「ベーシックストラテジーの活用方法を図解付動画で解説」をご覧下さい。
必勝法3. カードカウンティング
カジノ側が最も恐れるブラックジャックの必勝法が「カードカウンティング (以下、カウンティング)」です。MIT(マサチューセッツ工科大学)の数学者によって確立されたカウンティングは、世界中のカジノで正式に使用を禁止されています。
カウンティングの目的は上図のように、既に出たカードを計算によって記憶していき、次にシューから出るカードを予想する手法です。
カウンティングには様々な種類が確立されていますが、最も有名な「ハイローシステム」を覚えておくと良いでしょう。
ハイローシステムの概要
ハイローシステムのカウンティングでは、全てのカードを以下3種類のカテゴリに分けて、カードが排出されるたびに「+1」「0」「-1」を使って足していきます。
- 10, J, Q, K, Aは全て「-1」でカウント
- 7, 8, 9は全て「0」でカウント
- 2, 3, 4, 5. 6は全て「+1」でカウント
この規則で常に計算していき、自分のターンのランニングカウント(カウント合計値)によって次に出るカードを予想します。例えばランニングカウントが「+15」の時には小さいカードがたくさん出ていることになり、次に出るカードは大きい数字と予想できます。
このようにカードカウンティングを活用することでブラックジャックの勝率を大幅に上げることができます。
カウンティングの使い方は「ブラックジャックのカウンティング基礎と実践方法を完全解説」をご覧下さい。
ブラックジャックの損失を埋める必勝法
ブラックジャックをプレイしていると連敗して損失を出すことがあります。そのようなケースで効率的に損失を回収できる必勝法が複数あります。
以下ではブラックジャックの特性と相性の良い2種類の必勝法を紹介します。
必勝法4. マーチンゲール法
マーチンゲール法は、負けたら次のゲームでベット額を2倍にするというシンプルな必勝法です。Xゲーム目のベット額が10ドルで負けた場合、X+1ゲーム目のベット額は20ドルとします。
ここで勝てば+10ドルの収支となります。
負けた場合にはX+2ゲーム目のベット額を40ドルとします。ここで勝っても+10ドルの収支となります。短期的な損失回収に適した必勝法です。
マーチンゲール法の使い方は、「マーチンゲール法の使い方と適切な損切り方法 | 基礎と応用」で詳しく解説しています。
マーチンゲール法の特徴
マーチンゲール法の特徴は、損失額に関わらず1回勝てば過去の損失を1度に回収できることから最も有名なカジノ必勝法です。
一方でマーチンゲール法は連敗が続けば損失が急激に膨れ上がるので、軍資金に余裕がない人にはおすすめできません。
必勝法5. ウィナーズ投資法
ウィナーズ投資法はカジノだけではなく、FXや投資分野でも応用される手法で過去には商材として販売されていた非常に優秀な必勝法です。
ウィナーズ投資法は、2連敗後から使える必勝法で、数列欄左の金額の2倍を常に賭けていき、負けると数列欄の右に負けた金額を付け足していき、勝てば数列欄の左から順に消していきます。
そして全ての数列欄が消えたらウィナーズ投資法の1セットが完了です。
ウィナーズ投資法の使い方は「【ウィナーズ投資法徹底解説】低リスクで利益を確保」をご覧下さい。
ウィナーズ投資法の特徴
ウィナーズ投資法は長期的にゲームを進めれば理論上、100%に近い確率で勝つことができます。また、負けても賭け金が急激に上がることはなく、比較的リスクの低い必勝法なので初心者にもおすすめです。
ただし、メモしていきながら進めるので使い方が少し複雑というデメリットもあります。
ブラックジャックの利益を狙う必勝法
ブラックジャックをプレイしていると、波に乗って連勝が続くことやスプリットやダブルダウンで利益が大きく増えることがあります。
そのような時、更なる利益を狙って効率的に手元資金を増やす必勝法を2種類ご紹介します。
必勝法6. パーレー法
パーレー法は、勝ったら次のゲームでベット額を2倍にするというシンプルな必勝法です。
Xゲーム目のベット額が10ドルで勝った場合、X+1ゲーム目のベット額は20ドルとします。3連勝するだけで、初めの資金10ドルが80ドルとして払い戻されます。パーレー法では、利益を確定するまで払い戻された全資金を次のゲームへベットする方法です。
但し、パーレー法の注意点は「何連勝したら利益を確定」するかを必ず決めておきましょう。利益確定のタイミングを適当にすると、逆効果になる可能性もあります。
パーレー法の使い方は「パーレー法の基礎と実践方法を詳しく解説」をご覧ください。
パーレー法の特徴
パーレー法は連勝が続くと、指数関数的に利益が増えていくのでゲームの波に乗っている時には大きく稼げる可能性があります。
またパーレー法の初回ベット金額によって利益額も変わってくるので、プレイスタイルに合わせて柔軟に使えます。
一方で、パーレー法は1度でも負けてしまうと、積み上げた利益が全て失うことになるので、連勝中の利益確定のタイミングが重要になります。
必勝法7. モンテカルロ法
モンテカルロ法は、カジノ施設を破産に追い込んだという逸話も残されているほど、カジノ側が嫌がる必勝法です。モンテカルロ法は2倍配当と3倍配当のゲームに応用できるので、ほぼ全てのカジノゲームが対象となります。
モンテカルロ法は数列の両端を足した金額をベットしていき、負けると賭けた金額を数列の左に記載、勝てば両端の数列を1つ、又は2つずつ消してゲームを進めます。
モンテカルロ法は数列の数字が全て消えるか、最後1つになった時点で1セット完了です。
モンテカルロ法の詳しい使い方は「バカラでモンテカルロ法の具体的な使い方と注意点を徹底解説」をご覧ください。
モンテカルロ法の特徴
モンテカルロ法は、ゲームの勝率が50%以下でも利益を出すことができるので成功率が非常に高い必勝法です。
またモンテカルロ法は、ほぼ全てのカジノゲームに使える必勝法なので覚えておいて損はありません。
ただ、カジノ必勝法のなかで最も複雑な手法とされており、十分な練習が必要です。
ブラックジャックの堅実型必勝法
ブラックジャックの初心者などは、リスクを押さえて少しずつ利益を積み上げたい方も多いと思います。
そこでリスクを最小限にしながら堅実に利益を積み上げれるカジノ必勝法を2種類ご紹介します。
必勝法8. 10パーセント法
10パーセント法は、競馬やFXなどにも使われる手法で、常に手元資金の10%をベットしていく必勝法です。勝ちが続けば賭金も増えていき、負ければ賭け金も減っていくのでローリスクローリターンの堅実な必勝法と言えます。
特にブラックジャックの初心者や利益追求よりリスク回避でゲームを楽しみたい方におすすめです。
10パーセント法の詳しい使い方は「10パーセント法の完全解説」をご覧ください。
10パーセント法の特徴
10パーセント法はブラックジャックの開始時に最適な必勝法です。
損失が出た後に10パーセント法を使っても、損失回収には時間がかかります。ただ、10パーセント法でブラックジャックを進めれば、資金ショートの可能性は低く、時間をかけてゲームを楽しむことができます。
必勝法9. 31システム法
31システム法は、2倍配当のゲームに使える必勝法で、「1→ 1 → 1 → 2 → 2 → 4 → 4 → 8 → 8」の順で賭けていき、2連勝するタイミングがあれば必ず利益が出るという手法です。
プレイヤーは1単位の金額を自分で設定できるので、31システム法が失敗した際の最大損失額も自分で決めれることになります。
仮に1単位$1で31システム法を使った場合に9連敗しても$31の損失で済むので初心者向きのブラックジャック必勝法とも言えます。
31システム法の使い方は「31システム法を初心者にも分かりやすく図解付きで解説」をご覧ください。
ブラックジャックの必勝法まとめ
ここではブラックジャックで勝つために大切な考え方と9つの必勝法について解説しました。
ブラックジャックはプレイヤーのスキルや判断力次第で結果が大きく変わってくるので、初心者の方は上達するまで少ない賭け金でプレイするようにしましょう。
またブラックジャックにはメモの必要な複雑な必勝法もありますが、10パーセント法のように誰でも簡単に使える必勝法もあるので、まずは簡単な手法から順に練習していきましょう。
CasinoTopsOnline編集部
監修: 和希愛
編集長