チャンピオンゲーム法の基礎と実践方法を解説【実践解説付】
カジノ戦略の一つ「チャンピオンゲーム法」をご存知でしょうか。
カジノ必勝法の代表格とも言えるマーチンゲール法や投資分野に応用されるウィナーズ投資法のような世界的に有名な必勝法ではなく、ニッチな愛用者の多いチャンピオンゲーム法は数例を利用したトーナメント形式で展開するシステムベットの一つです。
あまり知られていないチャンピオンゲーム法ですが、汎用性の高い必勝ですので様々なカジノゲームに活用することができます。
本記事ではチャンピオンゲーム法の特徴や使い方、注意点を解説します。
チャンピオンゲーム法とは
チャンピオンゲーム法は、システムベットの一つでカジノゲームの賭け方が非常にユニークな必勝法です。
プレイヤーは数例を使いながらゲームをトーナメント形式に見立てて「予選」と「決勝」に分けてプレイします。そして予選から決勝に進みチャンピオンになった時点で利益確定となります。
モンテカルロ法と同様に毎回の勝敗結果に応じて数列の処理をしなくてはいけませんので、難易度としては少し難しい必勝法とも言えますので初心者のかたは練習して実践に活用しましょう。
チャンピオンゲーム法に最適なゲーム
チャンピオンゲーム法は汎用性の高い必勝法で、どのカジノゲームにも応用できますが、最も効果を得られるのは勝率が50%前後のバカラやルーレットなどになります。
理由としては予選と決勝を戦わないといけなく、負けると賭金も少しずつ増えていくので勝率が低いゲームで使うと、決勝まで辿り着けず、賭金も増えてしまいます。
そうなるとチャンピオンになれないまま損失だけが増えていく形になりますので、基本的には勝率50%前後のゲームに使用しましょう。
以下にチャンピオンゲームの活用におススメのカジノゲームをご紹介します。
チャンピオンゲーム法の特徴
チャンピオンゲームの特徴は「第1予選→第1決勝戦→第2予選→第2決勝戦」の4試合から構成されており、利益確定までのプロセスが多いことから以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
賭け金額大きく変化しない
チャンピオンになると利益が確定する
目標利益を自由に設定できる
デメリット
チャンピオンになっても利益率が低い
連勝するタイミングが必須となる
他の必勝法に比べ、使い方が少し複雑
チャンピオンゲームのメリット
チャンピオンゲームは長期戦を前提とした必勝法なので各ゲームの賭金は緩やかに増減します。
また、チャンピオンになると自動的に5単位分の利益が確定しますので、目標金額に合わせて柔軟に単位金額を決定することができます。
チャンピオンゲームのデメリット
チャンピオンゲームのデメリットは長期戦を前提に戦うのでチャンピオンになっても利益が少ないことが挙げられます。
またトーナメントを勝ちあがるためには連勝するタイミングがなければ損失だけが積み上がることになります。
そして他の必勝法と比べて実践の使用方法が複雑でメモが必要になるのもデメリットとして挙げられます。
チャンピオンゲーム法の使い方
チャンピオンゲームのやり方は上図の①と②を勝ち1回目のチャンピオンになったあと、③と④を勝ち2回目のチャンピオンになった時点で1セット終了となり、利益が確定します。
チャンピオンゲーム法ではゲームに勝ちながら上図のように駒を進めますが、チャンピオンゲーム法を使うに当たり、以下2点を用意します。
- 1単位の賭金を決める
- 数列「1, 1」と書いたメモと鉛筆
この数列の数字が各ゲームで勝てば減り、負けると増えていくことになります。
全ての数列が消えてなくなる、又は数字1個が残った状態になれば、上図の①→②や②→チャンピオンのように駒を動かします。
この駒が最後、チャンピオン(2回目)に到達すれば、1セット完了で利益確定となります。
チャンピオンゲーム法の数列の使い方
ではチャンピオンゲーム法の概要が分かったところ、数列の使い方を説明します。各ゲームの賭金はこの数列によって変わってきます。
何ゲームもプレイした時の数列の経過状況は次項のシミュレーションでご確認下さい。ここでは基本的な数列の処理方法だけ解説します。
また、数列の書き方は予選と決勝で若干、異なるので注意しましょう。
初めの数列
まず上記の数列をゲーム開始前に用意してください。
実際にメモする時は[1, 1]のような書き方が一般的です。
この数字の両端を足した数字が初回ゲームのベット金額になります。仮に1単位=100円と設定した場合に、初回ゲームのベット額は200円となります。
ゲームで勝った場合
ゲームに勝った時は、常に両端の数列を消します。
初回ゲームで勝った場合には全て数列が消えることになるので、第1回決勝に進みます。
もし何度か負けて数列が複数並んでいるときに勝っても両端だけを消すので、まだ複数の数列が残ります。同様に全て消える、又は最後の1個になるまでゲームを続けます。
ゲームで負けた場合
ゲームで負けた時には、前回賭けた金額を数列の右端に追加します。
上図は初回ゲーム2単位を賭けて負けたことを想定しています。この状況で2ゲーム目にベットする際には同様に、両端の数字を足した金額が賭金になりますので「1+2」で「3」となります。
以後、同様にゲームを進めていき、勝敗結果によって数列を増やしたり消したりしていきます。
チャンピオンゲーム法の予選と決勝の違い
チャンピオンゲーム法の開始時の数列は、予選と決勝で少し異なります。
先述した数列は予選で使うもので、「決勝戦で使う始めの数列」は以下のようになっています。
始めの数列が予選では[1, 1]だったのが、決勝では「1, 1, 1」で開始します。但し、決勝戦でも初回ゲームを勝てば、両端の「1」が2個消えるので、チャンピオンが決定します。
先述したとおり、数列が全て消えるか、最後1個の数列が残るかで駒を次に進めれます。
チャンピオンゲーム法の実践方法
チャンピオンゲーム法の基礎が分かったところでオンラインカジノを使って実践方法をバカラゲームで説明します。チャンピオンゲーム法の初期条件は以下のとおりです。
- 開始アカウント残高:$10
- 1単位の金額:$1
また、今回はカジノデイズカジノのバカラゲームを使用します。
カジノデイズについては「カジノデイズレビュー」に詳しくご紹介しておりますので、是非ご覧ください。
開始前の事前メモ
ゲーム開始前に以下のようなメモを用意しておきましょう。
但し、今回は「1単位=$1」を前提として各勝敗結果をメモしていきます。
ゲーム数 | 数列 | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1,1 | $2 |
1ゲーム目 (第1回予選)
まず、プレイヤー側に「$2」を賭けて負けましたので、数列メモは以下のようになります。
ゲーム数 | 数列 | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1,1 | $2 | × | -$2 | |
2 | 1,1,2 | $3 |
この1ゲーム目の勝敗と累計収支をメモしたら、すぐに2ゲーム目の「ベット金額」までは記入しておきましょう。
2ゲーム目 (第1回予選)
プレイヤー側に「$3」を賭けて勝敗結果を待ちます。
勝ちましたので、数列のメモは以下のようになります。
ゲーム数 | 数列 | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1,1 | $2 | × | -$2 | |
2 | 1,1,2 | $3 | ○ | +$1 | |
- | ,1, | - | - | - | 2回目勝ったので数列の両端を削除 |
2ゲーム目で$3賭けて勝ったので、[1,1,2]の両端を消すと[1]が1個残ります。
この時点でトーナメントの第1回予選が終了しましたので、第1回決勝戦に駒を進めます。
3ゲーム目 (第1回決勝戦)
決勝戦の初回ゲームの数列は予選とは異なり、[1,1,1]のように1が3個並びます。そして同様に数列の両端を足した「$2」がベット金額になります。ではプレイヤー側に$2をベットします。
結果は負けたので数列のメモは以下のようになります。
ゲーム数 | 数列 | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
3 | 1,1,1 | $2 | × | -$1 | 2回目終了時点の損益「+1」から計算 |
4 | 1,1,1,2 | $3 |
先ほどと同様に決勝戦第2ゲームのベット額までを即座に記入しておきます。
4ゲーム目 (第1回決勝戦)
決勝戦第2ゲーム目の賭け金は下表のとおり両端の数字を足した「$3」となります。
では次にバンカーへ$3をベットします。
結果は勝ちですので、数列メモは以下のようになります。
ゲーム数 | 数列 | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
3 | 1,1,1 | $2 | × | -$1 | 2回目終了時点の損益「+1」から計算 |
4 | 1,1,1,2 | $3 | ○ | +$1.85 | |
5 | 1,1 | $2 |
先述の通りバンカーに賭けて勝った際の払い戻しは1.95倍なので、「$3」賭けて「$5.85」となります。従って累計収支は「(-$1)+(-$3)+$5.85」で「+$1.85」です。
また、勝ったので数列の両端の数字を消して、5ゲーム目のベット額までを即座に記入しておきます。
5ゲーム目 (第1回決勝戦)
決勝戦第3ゲーム目の賭け金は下表のとおり両端の数字を足した「$3」となります。
では次にプレイヤー側に$2をベットします。
結果は勝ちですので、数列メモは以下のようになります。
ゲーム数 | 数列 | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
3 | 1,1,1 | $2 | × | -$1 | |
4 | 1,1,1,2 | $3 | ○ | +$1.85 | |
5 | 1,1 | $2 | ○ | +$3.85 | |
- | - | - | - | - | 5回目も勝ったので両端の数列を削除 |
プレイヤーに賭けて勝った際の払い戻しは2倍なので、「$2」賭けて「$4」となります。従って累計収支は「(+$1.85)+(-$2)+$4」で「+$3.85」です。
また、勝ったので数列の両端の数字を消すと、全ての数列がなくなったので第1回トーナメント決勝戦は終了してチャンピオンとなりました。
次に、第2回予選に駒を進めます。
6ゲーム目 (第2回予選)
第2回予選は、第1回予選と同様の数列で始まりますのでプレイヤー側に「$2」を賭けます。
ゲーム結果は勝ったので数列メモは以下のようになります。
ゲーム数 | 数列 | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
6 | 1,1 | $2 | ○ | +$5.85 | |
6回目も勝ったので両端の数列を削除 |
6ゲーム目も勝ったので同様に累計収支は「(+$3.85)+(-$2)+$4」で「+$5.85」です。
また、両端の数列を消すと、数列は全てなくなるので、第2回予選は終了で、第2回決勝戦へ駒を進めます。
7ゲーム目 (第2回決勝戦)
第2回決勝戦の初回ゲームも第1回決勝戦の初回と同じ数列で始めます。では、プレイヤー側に$2をベットします。
結果は勝ったので数列のメモは以下のようになります。
ゲーム数 | 数列 | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
7 | 1,1,1 | $2 | ○ | +$7.85 | |
7回目も勝ったので両端の数列を削除 |
プレイした賭けて勝った際の払い戻しは2倍なので、「$2」賭けて「$4」となります。従って累計収支は「(+$5.85)+(-$2)+$4」で「+$7.85」です。
また、勝ったので数列の両端の数字を消すと、[1]が1個だけ残るので第2回トーナメント決勝戦も終了してチャンピオンとなりました。
ここでチャンピオンゲーム法の1セットが終了で利益確定です。
このようにチャンピオンゲーム法では第1回予選と決勝、第2回予選と決勝を戦い2回チャンピオンになることで確実に利益が確定していくカジノの必勝法です。
チャンピオンゲーム法の注意点
チャンピオンゲーム法は利益の確定できる確率が高い反面、連敗に注意しなければ損失ばかりが増える可能性もあります。
チャンピオンゲーム法では連敗が続いた場合、セットの完了が難しくなってきます。
仮に5連敗した際には以下のような状況になります。
ゲーム数 | 数列 | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 |
---|---|---|---|---|
1 | 1,1 | $2 | × | -$2 |
2 | 1,1,2 | $3 | × | -$5 |
3 | 1,1,2,3 | $4 | × | -$9 |
4 | 1,1,2,3,4 | $5 | × | -$14 |
5 | 1,1,2,3,4,5 | $6 | × | -$20 |
累計損失は1単位金額の20倍に膨れ上がり、6ゲーム以降で最低3連勝が必須となります。
勝率50%のゲームで3連勝する確率は約12.5%、更に必要な最低連勝数が増えれば増えるほど数列を全て消せる可能性は下がってきますので、チャンピオンゲーム法を強引に継続するのではなく、戦略の変更も検討しましょう。
チャンピオンゲーム法の連敗時に有効的な戦略の方向性は以下の2種類です。
- 損切りをして損失額の拡大を止める。
- 損失回収に特化した必勝法に切り替えて最短で損失の回収を目指す。
資金的にも余裕がある段階では「損切り」をして損失額の拡大を止めるほうが良いでしょう。
その上で新たなゲーム戦略を考えて、損失の回収と利益の確保を両立させます。
一方で資金的に余裕がない状況では、チャンピオンゲーム法を中止して損失回収に強い「マーチンゲール法」や「ココモ法」に切り替えます。この場合には一旦、利益は忘れて損失の回収に集中しましょう。
チャンピオンゲーム法のまとめ
チャンピオンゲーム法の使い方や特徴は理解できたでしょうか。
チャンピオンゲーム法の概念や使い方は複雑そうに思えますが、実践で1-2回程度、使ってみれば自然とやり方が身に付きます。
最後にチャンピオンゲーム法についてまとめます。
チャンピオンゲーム法は予選と決勝戦に分けてトーナメントを進み、2回チャンピオンになった時点で利益が確定します。チャンピオンゲーム法は汎用性が高く、どのゲームにも使えますが、勝率50%前後のゲームが特におススメです。
特徴としては賭け金の変動が緩やかなので大きな損失には繋がりにくい反面で、短期的に大きく稼ぐことは難しいと言えます。
また、チャンピオンゲーム法は連敗が続くと損失の回収が難しくなり、徐々に損失が拡大しますので、連敗時には無理して継続するのではなく、損切りや他の必勝法に切り替えることも検討しましょう。
ただ、難しいことは考えずにまずはオンラインカジノで実践することが一番良い練習方法です。
チャンピオンゲーム法を使って是非、稼いでみて下さい。
CasinoTopsOnline編集部