パチスロの攻略法「天井狙い」とは!? 天井の仕組みと狙い方を解説
パチスロに用意されている天井の種類や具体的な天井の狙い方を初心者向けに解説します。
パチスロの「天井」は事前に必ず調査しておくべき項目です。
特にパチスロ未経験者が初めてパチスロで遊ぶ時には大当たりが当たらないままハマっても資金の減りより精神面が負けてしまい、自然と損切りできてしまう人も多いですが、大当たりも経験して少し慣れた初心者は知識も少なく、ハマると無限ループに陥って損切りのタイミングが分からず、大損失を出してしまうことも少なくありません。
パチスロで上手く立ち回れる人は、必ず自分の打つ台の天井や天井の恩恵を事前に調べて理解しています。それは「天井狙い」がパチスロ攻略法のなかで最も簡単に活用できて、確実性が非常に高いからです。
パチスロの天井は、負け続けるプレイヤーの救済措置として用意された機能なので未経験者のかたも初心者のかたも必ず頭に入れてパチスロを打つようにしましょう。
パチスロの天井とは
パチスロの天井とは、ある一定の条件やゲーム数に達すると自動的に発動するボーナスのことで、長時間回してもボーナスが出ないプレイヤーの救済措置として用意されている機能です。
もう少し簡単に言うと、ボーナスが当たらないまま最大〇〇回転以上回すと必ずボーナスが確定する機能です。パチスロの基本的な稼ぎ方は、当選確率が高いけど、払い戻しが少ないベルやチェリーのような子役絵柄をちょこちょこ当てながら資金の減りを押さえ、当選すれば数百枚の払い戻しが確定するボーナスを狙っていくことです。
ですので、パチスロでボーナスが当たらないことには絶対にプラス収益にもっていくことはできません。その稼ぐ為の絶対条件となる「ボーナス」が確定してくれる上限の回転数を「パチスロの天井」と言います。
この「天井」を途中参加で狙っていく方法が「天井狙い」です。
以下では、主要な天井の種類や天井の狙い方、ワンポイントアドバイスを順に説明していきます。
G(ゲーム)数天井
G (ゲーム数)天井は、最も一般的で仕組みもシンプルです。前回大当たりから最大何回転すれば、ボーナスが保証されるかを表した天井ですので、パチスロ台の上にあるデータ表示器の「G (ゲーム)数」だけを確認して判断することができます。
例えば、2018年10月に6号機第一弾としてリリースされた「アメリカン番長HEY!鏡」のスロットで言うと、天井は950Gと決まっているので、前回のボーナス終了時から最大「950回転」以内には次のボーナスが保証されていることになります。
この例の具体的な流れは、
① BB(ジェットボーナス又は慶志郎チャンス)
② ドライブゾーンに入る
③ AT当選無しで通常時に戻る
④ 天井のカウント開始
⑤ 最大950回転以内に再度、ジェット―ボーナス確定
参考までに、アメリカン番長で天井狙いをしていく場合には既にデータカウンターのG数が「450-500回転以上」の台を狙っていくと良いでしょう。
アメリカン番長の平均的な回転数は1,000円で約49回ですので、既に500回転している台を見つけた場合には、最大10,000円以内には、次のジェットボーナスが当選することになります。
このようにパチスロを打つ前には、必ず自分の打つ台のG天井が存在するか否か、またその回転数は把握しておきましょう。
周期天井
周期天井とは、「回転数+ある特定の条件」で構成される周期単位で決められた天井を指します。
例えば、エウレカセブン3の周期天井は「10周期」となっていますので、10周期目では、ボーナス+AT「コーラリアンモード」が確定します。またエウレカセブン3では、10周期目以外でも7周期目以降は当選確率が上がり、チャンスゾーンとなりますので、7周期目で空いている台を見つけたら打ってみると良いでしょう。
ちなみにエウレカセブン3の周期ごとのチャンスゾーンとは以下のようになっています。
周期 | 奇数設定 | 偶数設定 |
---|---|---|
1周期目 | 〇 | 〇 |
2周期目 | 〇 | △ |
3周期目 | 〇 | △ |
4周期目 | △ | 〇 |
5周期目 | 〇 | △ |
6周期目 | △ | 〇 |
7周期目 | ◎ | ◎ |
8周期目 | 〇 | 〇 |
9周期目 | 〇 | 〇 |
10周期目 | 確定濃厚 | 確定濃厚 |
上記より、偶数設定・奇数設定ともに7周期目は大チャンス(◎)で、8周期目や9周期目も設定を気にすることなく、チャンス(〇)となります。
エウレカセブン3では、台のリールの左横にあるコンパクトドライブ(液晶パネル)で現在の周期が確認できます。また、エウレカセブン3には、周期天井だけでなく、G数天井も707ゲームと決まっているので、こちらも確認しておきましょう。
このように周期天井は、データ表示器から現在の状況を読み取ることはできませんが、その代わりにコンパクトドライブなどで現在の周期数が表示されている場合が多いので、こちらを参考にして周期天井を狙っていきましょう。
スルー天井
スルー天井とは、チャンスゾーンに入っているのにも関わらず、何かしらのボーナスやATに当選しなかった回数に設けられた天井を指します。チャンスゾーンに入り、ボーナス確定かと思いきや、通常モードに戻ってしまい、がっかりした経験を持っている人は多いのではないでしょうか。
例えば「バジリスク絆」では、バジリスクチャンス(チャンスゾーン)に入り、7回バジリスクタイムに当選しなければ、8回目のバジリスクチャンスは、バジリスクタイム(ボーナス)が確定します。
バジリスク絆の具体的な流れは、
① 通常時にバジリスクチャンスに入る
② バジリスクタイム(AT)を狙う
③ バジリスクタイムに入らず、通常時に戻る
この流れがスルー天井の「1スルー」となり、この流れが7回起きたら8回目のバジリスクチャンスでATが確定します。
また、バジリスク絆はも「スルー天井」だけでなく、ゲーム数天井も用意されており、最大800回転以内にATが確定します。スルー天井とゲーム数天井がある機種では、先に条件を満たした天井が発動します。
ですので、スルー天井がある台では、例えチャンスゾーンでATモードに入らなくても「現在のスルー回数」を確認することで、AT確定までの距離感が分かります。
ポイント天井
ポイント天井のある機種は少ないですが、人気機種「北斗の拳」シリーズに用意されている天井でもあるので、触れておきます。ポイント天井とは、回転数や演出などでポイントが貯まり、ある一定のポイント数に達した時点で天井となり、ボーナスが確定します。
例えば、「北斗の拳 転生の章」では、スロットの台の液晶パネルに「累計ポイント」が表示されます。
「1ポイント=1あしべ」という設定で1536あしべがポイント天井となっています。あしべの貯め方はいくつかあり、1ゲーム=1あしべが貯まり、他にも「天破の刻」などに投入すれば一気に大量のあしべが貯まります。
ポイント天井に到達するためには、確かにゲーム数も一つの要素になりますが、他で一気に大量に貯まると、100回転とかでも天井に到達する可能性があるので、狙っていくのは少し難しいかもしれません。
天井の狙い方
パチスロの天井狙いは、知識やスキル的にも非常に簡単で、勝てる確率も非常に高いのですが、多くの時間や体力を使って狙わなければならいので、会社員などパチスロのできる時間が限られており、忙しいかたにはあまり向いていない攻略法とも言えます。
天井狙いの方法を以下の流れになります。
STEP 01:事前調査
天井狙いでは、事前調査が欠かせません。打ちたい機種に備わっている天井の種類と条件を事前にネットや本で調べて、メモしておきます。また、ネットで各台の立ち回り方を調べると「止め時」という情報も入手できますので、合わせてメモしておきましょう。
STEP 02:台のデータ調査
当日店舗に行って、データ表示器で天井の狙い目にあるパチスロの台を探します。
但し、開店から時間が経っている夕方などの時間に行けば、当日のデータが確認できるが、開店時や午前中に行くと、まだ回されていないスロットが多いので、前日データを確認して参考にします。
最近では、インターネットでリアルタイムに台のデータが見れるものありますので、開店時に行くなら前日店舗が閉店した後や開店前に、ネットで調べておくことで、当日スムーズに天井狙いの台をが確保できます。
STEP 03:天井狙い
調査した台を確保してボーナスが当選するまで回します。天井近くでボーナスに当選して払い戻しを受けたあと、どのくらい続けて打つかは、予め調べている「止め時」のタイミングを参考にしましょう。
以上、パチスロの天井の狙い方は非常に簡単な反面、どうしても良い台が見つからず複数店舗をはしごして探し続けなければならない時もあるので、どうしても時間と体力を使ってしまう方法です。
天井狙いのアドバイス
パチスロにはルールやマナーが決められており、守らなければトラブルに発展することもありますが、天井狙いの初心者は特に要注意です。また、効率的に天井狙いで立ち回るために方法もご紹介します。
全ての機種に天井が存在するわけではない
天井はプレイヤーの救済措置として用意された機能ですが、全ての機種にあるわけではありません。天井の存在する機種は、AT機とART機に限られます。またAT機やART機も機種によって先述した天井の種類は異なりますので、事前に調べておきましょう。
一方でジャグラーやハナハナのようなノーマルタイプの機種には天井が存在しません。ノーマルタイプの機種は、AT機やART機に比べてメダルの消費速度が遅く、例えボーナスが出ずにハマっても手元資金の減りはAT機やART機に比べて半分以下にとどまります。
このような理由からもノーマルタイプには天井が存在しませんので、注意しましょう。
他人の打っている台の後ろで待ってはいけない
周囲に座っている他人の台でボーナスに当選せず、ハマっていると思っても、その人の後ろに立って終わるのを待ってはいけません。ベガ立ちという行為で店舗によっては正式に禁止しています。
ハマっている台の後ろで待って、その人が止めた瞬間座って天井を狙いたい気持ちも分かりますが、マナー違反になるので注意しましょう。
また、すぐ後ろに立たなくても近くに座っている人の台をガン見する行為も禁止されています。天井狙いは空いている台のデータだけ活用してください。
データ表示器に見方を確実に覚える
これはどんな立ち回りでも基本中の基本ですが、各台に設定されたデータ表示器の種類には様々な仕様があるので、データの読み間違いに注意しましょう。デザインが違えど、大部分のデータ表示器の見方も概ね同じなので、大丈夫かと思いますが、分からないものについては打つのを止めましょう。
天井狙いのまとめ
パチスロの天井とは、一般的に「ゲーム数天井」を指すことが多いのですが、他にも周期天井やスルー天井などが存在しており、ここを理解しているかどうかでも台選びには差がついてきます。
また、天井に達した時に受けれる恩恵もスロットの機種によってバラバラですので、打ちたい台をいくつか選び事前に天井情報は確認しておきましょう。
最後に天井のある機種の特徴は以下のようになります。
メリット
ボーナス確定までに必要な最大ゲーム数が分かる
初心者でも簡単に実践できる必勝法
天井近くで打てば、一瞬でボーナス確定する
デメリット
天井を知らずに打つと、大損失を出す恐れがある
天井の近くになると、人の視線を感じる
天井のある機種は通常時のメダルの消化が早い
パチスロの天井に達した場合には100%ボーナスが当選します。天井近くの台を見つけたら直ぐに確保してましょう。
前日のゲーム数を調べても場合によっては、店側がリセットすることもあるので、そのようなことをしない店舗を選びましょう。
CasinoTopsOnline編集部
監修: 和希愛
編集長