悪質なオンラインカジノ詐欺への5つの対策と被害報告の方法
万が一悪質なオンラインカジノの詐欺行為に引っかかってしまった場合の5つの対策と被害報告の方法をご紹介します。
当サイトでご紹介しているオンカジは、安全性・信頼性をクリアしている優良カジノサイトばかりですが、残念ながら世の中に数千存在するオンラインカジノの中には詐欺やイカサマ行為を行っている悪質なサイトが存在するのも事実です。
そのような悪質オンラインカジノについての知識を深め、予防対策に努めることをサポートします。
政府発行のゲーミングライセンスを保有している全てのオンラインカジノが必ずしも正当に運営している とは限りません。過去に詐欺やイカサマをして問題になったオンラインカジノでさえ、表面上は政府発行の ライセンスを保有して合法的に運営していたケースもあります。一方で、我々ユーザーに質の高いエンターテイメントを提供している優良オンラインカジノも多数あります。
本記事では、悪質なオンラインカジノで詐欺やイカサマに遭わないための確認ポイントと被害に遭った時の対処法を解説します。
オンラインカジノの詐欺に遭わないための対策
悪質なオンラインカジノは誇大広告や書いている内容と運営内容に乖離があるなど前兆がある場合が多いです。
株式上場している大企業が運営しているオンラインカジノもありますが、逆に不当にお金を騙し取ろうと考えている悪質な運営業者も存在しているのです。ギャンブル業界は大きなお金が動く業界なので、不当にお金を騙し取ろうと考える悪質な運営業者も後を絶ちません。
そのような悪質なオンラインカジノの目的は、プレイヤーからお金を少しでも多く集めることによって利益を増やし、懐を肥やすことです。
そのため出金できないなどの金銭にまつわるトラブルが多く、運営の所在や問い合わせ連絡先をプレイヤーに隠していることも多いです。そして、日本人をターゲットにした詐欺や不正を企てるオンラインカジノもあるのです。ギャンブルを禁止している日本では、オンラインカジノはグレーゾーンですが法に触れることなくプレイできます。
日本人プレイヤーの需要を狙ったオンラインカジノは、日本語の記載に違和感があったり、日本人へのサポートがないことがあります。
詐欺に合わないためにはオンラインカジノのサイトを見たときや、プレイ中に違和感を感じた時は一度そのオンラインカジノについて調べてみることをおすすめします。口コミやブログ記事などで評判がよくないオンラインカジノや、信頼できるライセンスを保有していないオンラインカジノを利用するのは避けた方がよいでしょう。
詐欺対策1:ゲーミングライセンス
オンラインカジノは日本ではまだまだ浸透していませんが、海外ではメジャーな娯楽のひとつです。
オンラインカジノの数は2,000を超え、いまだ増え続けていると言われています。多くのオンラインカジノがある中で、自分が利用するオンラインカジノの運営が怪しくないか見極めるポイントは、「合法的に運営されているか」ということです。
「合法的に運営されているオンラインカジノ」をどうやって見極めたら良いのかわかりませんよね。
それはまず「ライセンスを取得しているか」が重要なポイントです。
オンラインカジノのライセンスについては、「オンラインカジノの保有するライセンスの構造と信頼性」に詳しくまとめております。
合法的に運営するためのライセンスを保有しているか
オンラインカジノを合法的に運営するためには、政府が発行する運営許可証、「ライセンス」が必要になります。ライセンスを取得するためには、ライセンス料の支払いに加え厳しい審査をクリアしなければなりません。
そんな厳しい審査をクリアしてライセンスを取得しているオンラインカジノは政府も認めた安全なオンラインカジノということです。
逆に言えばライセンスを取得していないオンラインカジノは法律違反となります。日本語の安全そうなサイトを装っていたとしても、ライセンスを取得しているか必ず確認し、取得していないオンラインカジノの場合は絶対にプレイしないようにしてくださいね。
ですが、ライセンス取得の審査を終えたら好き勝手に運営するようなオンラインカジノがあれば、ライセンスの意味もないのでは?と思いますよね。
そのようなことがないように、ライセンス取得後の運営を監視する「第三者機関」というものがあります。この第三者機関による監査があるかどうかは、法的に決められていることではありません。実際に、第三者機関の監査がなくても公平に運営されているカジノもあります。
ですが、オンラインカジノを安心して楽しむために、ライセンス取得後「第三者機関による監査があるかどうか」も合わせてチェックしておくと良いですね。
ライセンスの信頼性
先ほどまとめたように、ライセンスとひとくくりにしても様々あります。どこの政府が発行したライセンスが信頼性の高いライセンスなのかというと、マルタ、マン島、キュラソー、ギャンブリングコミッション、ジブラルタルなどで発行されたライセンスになります。
ライセンス発行の審査基準は発行している国によって異なります。
ライセンスを取得していれば安心とも言い切れません。審査を何度も繰り返し、やっと取得できるような国もあれば、その反対にライセンスの使用料さえ払えば審査をほとんどせずに取得できるライセンスも存在しています。
ライセンスの有無だけではなく、そのライセンスが「審査が厳しく評判の高い」ものかを確認しておけばオンラインカジノをプレイする際にとても安心です。
オンラインカジノのライセンスは政府が発行し、その際にオンラインカジノに対して以下の審査を行います。
システムが公平かどうか
確率はきちんと公平かどうか
実際の賭け金額、実際の払い戻し金額はいくらくらいか
マフィア、暴力団など反社会的集団とのつながりがないかどうか
マネーロンダリングの手段になっていないか
などの項目についてオンラインカジノはライセンス発行時と毎年継続的に監査を受けてライセンスを維持しているのです。
日本のオンラインゲームのアイテム課金でのレアアイテムの排出率を、日本オンラインゲーム協会の自主規制で明示するようになりましたよね。ですがオンラインカジノでは、くらべものにならないくらい厳格な審査を行っています。 オンラインカジノでは、確率明示だけでなく、きちんと確率どおりに排出されるようにプログラムが組まれているのか、不正はなかったか、実際の課金額とレアアイテムの排出率などの項目を第三者機関が監査し、さらに政府がお墨付きでライセンスを発行するというようなイメージです。
オンラインカジノがライセンスを取得するためには厳しい検査をクリアしなければいけない上に、高い審査料を払う義務がありますが、それ以上にカジノの信頼性を担保して、健全に運営しビジネスとして発展していきたいと考えているのです。
詐欺対策2:カスタマーサポート
ここまでで、プレイヤーからお金を騙し取ろうとする悪質なオンラインカジノでは入金が反映されなかったり、カスタマーサポートが機能していなかったりといったトラブルもあるとお伝えしました。そのため自分がプレイするオンラインカジノサイト選びは慎重に行ってくださいね。
対応がない場合や返信が遅い
プレイヤーからお金を騙し取ろうとする悪質なオンラインカジノと言われる理由の一つに、問い合わせしたのに返信がないということがあります。
優良なオンラインカジノは早ければ数分、遅くとも数日以内には返信を送ってくれます。ただ、オンラインカジノによっては日本語でサポートができる担当者が一人しかいないこともあります。ですがそういう場合もオンラインカジノ側でお休みを告知したり、お問い合わせに回答できないことをきちんとプレイヤーに知らせるべきです。
返信が遅いな、と感じたら、オンラインカジノのサイト上にそういったお知らせが出ていないかなども一度確認してみると良いでしょう。
日本語サポートのコミュニケーションが不自然
日本語サポートがあるオンラインカジノなのに、日本語が片言になっていたり、複雑な内容になると返答の日本語の表現が不自然になっていることがあります。
悪質なオンラインカジノでは日本語サポート対応可能と言っているにもかかわらず、日本語の問い合わせに対して返信ない、ひどい場合ではそもそもカスタマーサポートページ自体にアクセスできないことも。日本語対応のオンラインカジノは英語がわからない日本人プレイヤーにはとても遊びやすいオンラインカジノです
ですが健全な運営のオンラインカジノでなければなりません。日本語対応しているからといって、どのオンラインカジノも安心してプレイできるということではないので注意しましょう。
日本語対応可能といい、日本人プレイヤーからお金を騙し取ろうとするような悪質なオンラインカジノも世の中には多くあるということを念頭に置いて、プレイする前によく調べるようにしてくださいね。
詐欺対策3:入出金時の対応
オンラインカジノには入金、出金に際してのルールがありますが、ルールに従って入金、出金を申請したのに、入金や出金が反映されるスピードが遅いことがあります。
極端な例です、入金がまったく反映されないというような詐欺行為が行われることもあるのです。
入金額が正確に自分のアカウントへ反映されているか
オンラインカジノの入出金で利用できるサービスには、クレジットカードや電子決済サービス、仮想通貨などがあります。
入金を行ったあとは必ず自分のアカウントに入金が反映されているかを確認するようにしてくださいね。
出金ができない場合や出金が大幅に遅れる
通常オンラインカジノに出金申請した場合、数時間くらいで対応してくれます。それが1日待っても返信がないところは悪質なオンラインカジノの可能性があります。詐欺行為を行うような悪質なオンラインカジノでは出金対応をしてくれない場合もあります。
筆者が過去オンラインカジノで出金した際は、早ければ3~4時間ほど、遅くても24時間以内には着金しています。
詐欺対策4:サイトやソフトウェア
オンラインカジノのゲームは、コンピューターのプログラム上で行われます。つまり悪意のあるプログラムを意図的に書き換えることで簡単に確率操作できてしまうのです。
通常のカジノより、圧倒的に不正が行われやすい環境がゆえに、多くのユーザーがオンラインカジノ側の不正に対して敏感になっています。不正があるかもしれないと思っているプレイヤーは大きな賭け金を賭けたりしませんよね。
そのためオンラインカジノは自社の安全性と信頼性を担保するためにライセンスと第三者の監査機関によって信頼性を担保するようになったのです。
サイトにバグが多い
悪質なオンラインカジノでは、ソフトにバグ多いことやサポートの返事が遅い、などといったものから、ソフト側でイカサマが行われている、出金に応じず告知のないまま突然閉鎖するような非常に悪質なオンラインカジノもあります。
サイトにバグが多く、そのバグを放置しているようなオンラインカジノは悪質なオンラインカジノなので、そういったことに気がついたらプレイをやめるのが安全です。
どのゲームも全く勝てない
ではオンラインカジノでのイカサマ行為とはどのようなものか、疑問に思いますよね。オンラインカジノはソフトウェアのプログラムで結果が決まります。そのため万が一不正なソフトウェアによって結果を操作されると勝つことは不可能です。
信頼できるソフトウェアを使用せず、聞いたこともない独自のソフトウェアを利用しているオンラインカジノなどは不正行為を行っている可能性があるでしょう。
詐欺対策5:運営会社
運営者情報が公式サイトに記載のないオンラインカジノは、詐欺や不正を行っている可能性が高いです。
公式サイト内に運営会社の情報が記載されていないオンラインカジノは信用できませんので、会員登録したり、プレイすることは控えるのが安心でしょう。
また、オンラインカジノではカジノの運営とソフトウェア作成・管理が完全に独立していることが大きな特徴挙です。カジノソフトウェア作成専門の会社がシステムを作り、そのシステムもレンタルすることで、カジノ側が意図的に確率を操作するなどの可能性をなくしています。
ですので、カジノの運営会社情報とあわせて、どのカジノソフトウェア会社のソフトウェアを使っているかなども確認してみると良いでしょう。
会社の信頼性
会社情報の記載がないようなオンラインカジノに会員登録してしまうと、自分の登録していないオンラインカジノからメールマガジンが送られてくるなどの個人情報流出の危険があります。
自分の個人情報を守るためにも、どのような運営会社がオンラインカジノを運営しているのかきちんと確認してくださいね。
アカウントをロックして対応に応じない
オンラインカジノでは不正行為を行った、またその疑いがある場合など、犯罪まがいの行為で不当に稼ぐプレイヤー、マネーロンダリングなどで会社が不利益を被らないようにアカウントロックが行われることがあります。
ですが、何も不正な行為を行っていないにもかかわらずアカウントをロックされてしまい、サポートに問い合わせてもアカウントロックを解除せず、出金させないオンラインカジノも存在します。
こうなってしまった場合、オンラインカジノからの出金は非常に難しいです。こういった状況にならないためにも、悪質なオンラインカジノかどうか判断してから入金するようにしてください。
オンラインカジノ詐欺の具体的な対策方法
悪質なオンラインカジノには特徴があり、詐欺に遭わない様に未然に防ぐためには、プレイヤー側で対策を行う必要があります。
プレイヤー自身で事前に確認すべき項目は下記4つになります。
取得しているゲーミングライセンス
カスタマーサポートの対応
入出金のスピード
運営会社
それぞれの具体的な確認方法を見ていきましょう。
ゲーミングライセンスの確認方法
「合法的に運営されているオンラインカジノ」を見極めるためには、まずオンラインカジノサイトが取得しているゲーミングライセンスを確認しましょう。
多くのオンラインカジノサイトではフッター(ページ下部)や専用ページに取得ライセンスについての記載があります。
ライセンスを取得するためには、ライセンス料の支払いに加え、厳しい審査をクリアしなければなりません。そんな厳しい審査をクリアしてライセンスを取得しているオンラインカジノは「政府も認めた安全なオンラインカジノ」ということです。
ライセンスであればどこでもいい、という訳ではなく、信頼性が高いと言われているライセンスは、「マルタ、マン島、キュラソー、ギャンブリングコミッション、ジブラルタル」などで発行されたライセンスになります。
厳しい検査をクリアしなければいけない上に、高い審査料を払ってライセンスを取得していえるのは、カジノの信頼性を担保して、健全に運営しビジネスとして発展していきたいと考えているためです。
だからこそ、信頼性のあるライセンスを取得しているカジノなのかどうか、必ず確認をしましょう。
カスタマーサポートの確認方法
プレイヤーからお金を騙し取ろうとする「悪質なオンラインカジノ」と呼ばれるところは、カスタマーサポートからの問い合わせに返信をしない、ということがあります。
まずはプレイしたいオンラインカジノのチャットサポートからメッセージをして確認してみましょう。
優良なオンラインカジノであれば、チャットをすると早いところで数分以内、遅くとも数日以内には返信を送ってくれます。
悪質なオンラインカジノでは下記のような対応が見られます。
問い合わせへの返信が無い
日本語での細かい話が通じない
返信が極端に遅い
日本語サポートがあるオンラインカジノなのに、日本語が片言になっていたり、複雑な内容になると返答の日本語の表現がおかしく明らかに翻訳機を使用している不自然な日本語で返ってきたり…ということもあります。
入出金の確認方法
オンラインカジノには入金、出金に際してのルールがありますが、ルールに従って入出金を申請したにも関わらず、反映されるスピードが遅いことがあります。
オンラインカジノの入出金で利用できるサービスには、クレジットカードや電子決済サービス、仮想通貨などがあります。入金を行ったあとは必ず自分のアカウントに入金が正確に反映されているか、確認するようにしてください。また、通常オンラインカジノに出金申請した場合、数時間〜24時間以内で対応してくれるオンラインカジノが一般的です。
入出金に関する口コミを検索してみて、遅くても24時間以内には着金する健全に運営されているオンラインカジノであるかどうかを確認しましょう。
運営会社の確認方法
オンラインカジノの公式サイトには運営会社やその住所、取得しているライセンスとそのライセンス番号などが記載されています。ライセンスが記載されている部分と同じ場所に通常記載されていますので、公式サイトの1番下にスクロールしてみましょう。
運営会社に関する記載がないオンラインカジノは、悪質詐欺カジノの危険性があります。オンラインカジノを選ぶ際には、必ず運営者情報をチェック、さらにその運営会社の公式HPやこれまでの実績なども確認しておくと安心です。また、カジノの運営会社情報とあわせて、どのカジノソフトウェア会社のソフトウェアを使っているかなども確認してみると良いでしょう。
悪質なオンラインカジノのよくある詐欺トラブル
悪質オンラインカジノによる詐欺や不正行為の手口をケース別に見てみましょう。
実際に起こった事例のため、同じ被害に遭わない様、参考にして下さい。
ゲームのイカサマ
健全に運営されているオンラインカジノではカジノの運営とソフトウェア作成・管理が完全に独立していることから、カジノ側が意図的に確率を操作することが出来なくなっています。
しかし、悪質なオンラインカジノの場合、運営側に利益が出るようプログラムを操作したソフトウェアを使用していることがあります。
ギャンブルの性質上、プレイしていると勝率が偏ったり、一時的に負けが続くことは十分ありえます。しかし、もしベット額を上げたときに限って負ける、ほとんど勝つことがないなど明らかに不自然なほど負ける場合は、不正ソフトウェアが使用されており、プレイヤー側の勝率が下げられているという可能性が考えられます。
アカウント残高が残った状態で閉鎖
もしもオンラインカジノがサービスを終了する、という場合は事前にプレイヤーに対して終了日の告知や、残高の払い戻し対応についての連絡をする義務があります。
しかし、そういった告知なしに残高の払い戻しも一切せずに突如サイトを閉鎖したケースもあります。
例えば2006年に設立された「お台場カジノ」の事例です。
お台場カジノは日本人にとって遊びやすいカジノとして人気となったのですが、サービス開始から3年後、出金遅延の被害が報告され始めて、2009年8月にサービスが停止。原因は「プレイテックのシステム障害」と発表していましたが、その後は音信不通となりました。
プレイヤーはお金を返してもらおうにもどこにも連絡できず、残念ながら、お台場カジノのサイト残高は出金不可となったのです。利用者は泣き寝入りするしかなく、かなり悪質な事例であるといえます。
また、信頼できると思って登録したオンラインカジノでも、利用しているうちに入出金トラブルやサポート対応の悪さなど危険な兆候を感じた場合は、他のプレイヤーからの評判を検索してみたり、退会手続きをするなど、できるだけ早く対処をしていきましょう。
勝利金の出金拒否
入金してもサイト上に金額が反映されない、勝利金の出金申請をしているのになかなか口座に送金がされない、というのも典型的な詐欺のパターンです。
状況について問い合わせても、「調べるのでお待ちください」と言われるばかりで対応を引き延ばされる場合や、そもそも返信が来ないなどの場合は、出金がされない可能性があります。
2013年にサービスを開始した「ドリームカジノ」の事例では、ユーザーに払い戻しをせずに引き延ばしたまま、2016年6月にサイトを閉鎖しました。
ドリームカジノが閉鎖した理由は日本国内で運営されていた形跡があり、経営者たちが逮捕されたのですが、こういったカジノ側の理由から出金を引き伸ばして結果的に出金ができないというケースもあります。
詐欺対策の具体的な施行方法
下記に悪質なオンラインカジノの詐欺に遭わないための最低限のチェック項目と具体的な対策をまとめましたので、登録や入金前には必ずチェックするようにしてください。
確認項目 | 具体的な対策方法 |
---|---|
ゲーミングライセンス | サイトのフッター部分(スクロールして一番下の部分)にライセンスのアイコン表示などがある場合が多いです。 |
カスタマーサポート | 入金する前に、チャットサポートやメールでの問い合わせで一度お問い合わせしてみましょう。 |
入出金時の対応 | 最初は小額の入金を行い、きちんと反映されるか確認しましょう。出金はオンラインカジノの評判、口コミなどを事前に確認して行いましょう。 |
サイト・ソフトウェア | まずは無料で遊べるゲームを試してみましょう。プロバイダー名で検索して評判や信頼性をチェックしてみたり、第三者機関の監査が入っているオンラインカジノなのか確認しましょう。 |
運営会社 | 利用規約に運営会社が必ず記載されているはずなので、利用規約で確認しましょう。 |
過去に詐欺行為を働いたオンラインカジノの事例
悪質なオンラインカジノでプレイしてしまうと、ギャンブルで勝つ・負けるということではなくなってしまいます。オンラインカジノで自分がプレイするカジノ選びも、非常に大切だと言えるでしょう。
過去にはサイトが閉鎖になり資金を出金できなくなってしまった事例も、実際に起っているのです。
サイトの閉鎖だけでなく、オンラインカジノの運営者やプレイヤーが逮捕された事例もあります。安全に、楽しくオンラインカジノをプレイするためにも、しっかりと調査した上でプレイするオンラインカジノを選ぶようにしてください。
お台場カジノ
2009年末にお台場カジノが突然閉鎖されてしまったのです。そして、プレイヤーの資金は出金できなくなってしまいました。サイト閉鎖になるまでに、サイト運営が怪しくなっていった傾向があるので、自分がプレイしているオンラインカジノにこういった傾向がみられる場合は、早々に出金を済ませてしまいましょう。
2009年、出金までの期間が遅くなったのを発端に、年末にはサポートに繋がらなくなりました。
結局、プレイヤーの資金は未払いのままサイトは閉鎖されてしまいました。実際に運営会社に何が起こったのかはわかりませんが、結局は夜逃げだったのでしょう。この事例を受けて、お台場カジノが取得していた「ファーストカガヤン」というライセンスの信頼性を疑問視する声があがるようになりました。
スマートライブカジノ
2016年3月に、プレイヤー3名が逮捕されたのがスマートライブカジノです。
しかも、このプレイヤーが逮捕されたのが日本なのです。スマートライブカジノは英国に拠点があり、その点は何ら違法ではありません。ですが、日本人ディーラーと日本語で会話しながらプレイできるようになっていました。海外運営のオンカジであっても、日本国内の客に向けた賭博行為と判断され、逮捕に至りました。要は「日本人専用のカジノを日本でプレイしている」と判断されてしまったのです。
逮捕された日本人プレイヤーは「単純賭博罪」として略式起訴されたのち、10~20万円の罰金刑となりました。
日本ではギャンブルが禁止されていますので、日本人にとってプレイしやすいオンラインカジノが100%安全でリスクがないということは覚えておいてください。
他の悪質オンラインカジノ
他にもドリームカジノや#1 Lucky Gambler Casinoなどの30社以上のオンラインカジノが詐欺行為、又はそれと同じような行為を行っていたという事例があります。
このことを踏まえて、オンラインカジノ選びはしっかりと調べた上で慎重に行ってくださいね!
日本で最も有名なベラジョンカジノを検証
ベラジョンカジノの概要は「ベラジョン (Vera&John)」に詳しくまとめております。
筆者もおすすめのベラジョンカジノというオンラインカジノがありますが、ベラジョンカジノがイカサマをしていない根拠を4つご紹介します!
日本人を対象としたオンラインカジノだから
第三者機関の審査とキュラソーのライセンスをとっているから
ベラジョンカジノがイカサマをするメリットがない
配信ゲームはソフトウェア企業が開発しているから
では、1~4をそれぞれ検証していきます。
検証1. 日本人を対象としたオンラインカジノだからという点
ベラジョンカジノは、オンラインカジノの中でも日本人の登録者が最も多い、業界最大手のオンラインカジノです。
ベラジョンカジノへアクセスしている人の99%以上が日本人という結果がアクセス解析の結果から出ています。
こんなにたくさんの日本人が利用していて、かつ口コミや評判も良いことからベラジョンカジノは安心してプレイできるオンラインカジノだと言えるでしょう。
ベラジョンカジノのネット上の口コミは、「ベラジョンカジノの評判とは!?リアルな口コミを徹底調査」にまとめておりますので、気になるかたはご覧ください。
検証2. 第三者機関の審査とキュラソーのライセンスをとっているからという点
ベラジョンカジノは、キュラソー政府公認のライセンスを取得しています。
このキュラソーライセンスは、業界内でも歴史のあるライセンスで1990年代からライセンスが存在しているのです。ライセンスの取得時には厳しい審査をクリアし、さらに審査の後も第三者機関による監査を定期的に起っており、信頼性が高いライセンスだと言えるでしょう。
検証3. ベラジョンカジノがイカサマをするメリットがないという点
日本ではオンラインカジノは合法とも違法ともいえない、いわばグレーゾーンです。
そんな中で、イカサマで悪評が大きくなることはオンラインカジノ運営側にメリットがありません。課金ユーザーの取り合いになるオンラインカジノでは、イカサマによって勝てないオンラインカジノや、ボーナスやキャンペーンなどユーザーにとってメリットのないオンラインカジノはプレイされなくなっていきます。
そのため意図的なイカサマ行為でユーザーに悪影響を与えることは、オンラインカジノ運営側において避けるべきことだと言えます。
日本のオンラインカジノに関する法律は、「オンラインカジノは違法か?合法か? - 法律と判例から学ぶ」に詳しくまとめております。
検証4. 配信ゲームはソフトウェア企業が開発しているからという点
ベラジョンカジノだけではなく、多くのオンラインカジノではソフトウェア企業がゲームの開発と管理を行い、オンラインカジノはそのゲームを配信しています。
ベラジョンカジノではソフトウェアを開発していないため、意図的な確率操作や遠隔操作は物理的に不可能です。
ソフトウェアを開発、管理する企業も政府や第三者機関から監査を受けているため、一つ一つのゲームが厳しくチェックされているのです。そのため、安心してプレイができるというわけなのです。
オンラインカジノのソフトウェアを開発している企業一覧はこちら
悪質なオンラインカジノの詐欺被害を報告する方法
もしも悪質なオンラインカジノの詐欺被害に遭ってしまった場合、報告する方法は2点あります。
消費者生活センターに報告
ライセンス機関の窓口に報告
それぞれへの連絡方法について、解説いたします。
消費者生活センターに報告
消費者生活センターとは、独立行政法人国民生活センターと連携して、「住民である消費者に消費生活上のサービスの提供を目的として運営されている地方自治体の機関」のこと。
消費生活センターは全国に約800か所設置されており、すべての市区町村に消費生活相談窓口が設置されています。
消費生活に関する相談を受け付ける全国共通の電話番号として「消費者ホットライン」として『188(いやや)』が設けられており、ここに電話すれば最寄りの消費生活センターなどの相談窓口に転送されます。
相談内容は「悪質商法による被害」や「訪問販売・通信販売等など事業者との契約トラブル」などがあり、もしオンラインカジノで詐欺被害に遭った際も消費者と事業者間のトラブルですので、相談をすることができます。
消費者センターに相談する際には、下記資料を予めメモなどに書いて準備しておくことをオススメします。
オンラインカジノの規約画面の画像
トラブルに至った状況や経緯
消費者センターホットライン | 188 |
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相談受付時間 | 平日:9時00分から17時00分まで/土曜・日曜・祝日:10時00分から16時00分まで |
※相談窓口によって受付時間が異なります。※年末年始(12月29日から1月3日まで)を除き、原則毎日利用可能です。
アナウンスに従って、自宅の郵便番号を入力すると地域の消費生活センター等につながります。
もし各地域の消費者センターに直接連絡したい場合には、「国民生活センターのサイト(https://www.kokusen.go.jp/map/)」を確認してください。
相談は無料ですが、ナビダイヤルの通話料がかかります。
ライセンス機関の窓口に報告
サポートに問い合わせても解決ができない際は、ライセンスに問い合わせるのが解決の近道となりますので、直接ライセンス機関の窓口に報告しましょう。
例えばベラジョンカジノのゲーミングライセンスを確認してみると、下記のように記載されています。
『キュラソー州知事により発行されたMaster Gaming License #8048/JAZに基づくAntillephoneにより付与されたサブライセンス#8048/JAZ2021-180を通して、正式に認可、運営されています。』
ライセンス名である「Master Gaming License」をGoogleで検索するとキュラソーライセンスのサイト(https://www.curacao-egaming.com/)を確認することができます。
サイトの下部分にいくと「File a complaint(苦情を提出)」という項目がありますので、そこにトラブル内容を英語で書きましょう。
今は優秀な翻訳サイトが出ていますので、それを使用することにより相手側にも伝わる英文を簡単に書け、また返信内容もある程度正確に訳すことができます。
お勧めの翻訳サイトは『DeepL(https://www.deepl.com/translator)』です。
ライセンスの窓口でメッセージが受理されると、ライセンスからメールが届きます。その後はライセンスが監視の下、やりとりをしながら問題解決をしていきましょう。
オンラインカジノの詐欺対策のまとめ
安全に遊べるオンラインカジノかどうか見極めるためにも、まずは「運営会社」、「ライセンス」をしっかりと確認するようにしてください。オンラインカジノを合法的に運営するためには政府から発行されたライセンスが必要不可欠で、それがないということは、経営に十分な資金や経営能力がないということになるのです。
ライセンス取得後も不定期に第三者機関による審査があり、不正が見つかれば厳重注意、ライセンス剥奪、営業中止といった厳しい処分が下されます。自分がプレイしようとしているオンラインカジノはどんな会社が運営しているのか、信頼性のあるライセンスを取得しているのか、をきちんと確認して、オンラインカジノを安心して楽しんでくださいね。
CasinoTopsOnline編集部
監修: 和希愛
編集長