ルーレットで使えるわらしべ長者法とは?【少額で高利益を狙う戦略】
ルーレットで使えるわらしべ長者法の具体的な使い方や、メリット・デメリットそしてわらしべ長者法の使用上の注意点を解説します。
わらしべ長者法とは、ご存知のとおりものおとぎ話の「わらしべ長者」に由来しており、価値の少ない物を交換しながら徐々に価値の高いものに変えていく手法をルーレットに応用させた必勝法です。
わらしべ長者法は20単位の軍資金を徐々に144単位まで増やすことができ、ルーレット初心者にもおすすめのルーレット必勝法です。
またわらしべ長者法はメモなど複雑な処理も必要なく、単に段階的な賭け方だけを覚えておけば使えるので、オンラインカジノだけでなくランドカジノでも使うことができます。
わらしべ長者法とは
わらしべ長者法というのは、日本の有名なおとぎ話「わらしべ長者」から名前をとって編み出された、カジノルーレットにおける必勝法です。
おとぎ話でのわらしべ長者では、貧乏な男が一本のわらしべから「ミカン」「着物」「馬」へと、徐々に高価なものを手に入れ、最終的には豪華な屋敷を手に入れるという話です。
一方、カジノルーレットのわらしべ長者法は、最初から大勝ちを狙わずに手堅く勝ち重ね、最終的には大きな利益を手にするという攻略法です。
わらしべ長者法は「ルーレットで勝つ人が実践している9の基本的な賭け方」の1つです。
わらしべ長者法に適したルーレット
わらしべ長者法に適したルーレットは主に以下の2種類になります。
- ヨーロピアンルーレット
- フレンチ・ルーレット
どちらのルーレットも「0~36」の数字と様々な賭け方が用意されたルーレットになります。
現在オンラインカジノでは、この2つのルーレットが初心者でも気軽に行える、オーソドックスなルーレットとなっています。また、この他に「アメリカンルーレット」という人気のルーレットがありますが、こちらは「0~36」の数字に「00」という数字も加えられているため、上記2つのルーレットに比べて勝率が若干低くなっています。
そのため、わらしべ長者法を使う場合は「ヨーロピアンルーレット」「フレンチ・ルーレット」のどちらかで行うことをお勧めいたします。
ルーレット初心者は「ヨーロピアンルーレットとは | 特徴や各配当の確率を徹底解説」を確認しておきましょう。
わらしべ長者法の使い方
わらしべ長者法を使用するには、まず「1ユニット」あたりの賭け金額を設定し、20ユニットの賭け金を用意します。「ユニット」いうのは、賭ける単位を把握しやすいように、まとめた言葉になります。
例えば、1ユニット3ドルに設定して5ユニット賭ける場合は、15ドルの資金を賭けるということになります。
わらしべ長者法は、「1ユニット」あたりに設定した金額を変えずに使用することで、その効果を得ることができます。
また、オンラインカジノの攻略法では、この「ユニット」という言葉を使用することが多いので、初めて聞いた方は覚えておきましょう。
また、わらしべ長者法では以下の6つの賭け方を順番に使用します。
- ダブルストリート
- ダズンベット
- コーナーベット
- ストリートベット
- スプリットベット
- ストリートベット
それぞれ画像を交えながら順に解説していきます。
わらしべ長者法手順1. ダブルストリート
ダブルストリートは選んだ6個の数字の内、どれかが当たれば利益を得られる賭け方です。
この手順1では上の画像のように、1か所あたり4ユニットの賭け金を5か所にベットします。
上の画像では「1,2,3,4,5,6」「10,11,12,13,14,15」「16,17,18,19,20,21」「25,26,27,28,29,30」「31,32,33,34,35,36」の5か所にベットしています。
賭け金 | 20ユニット |
---|---|
勝率 | 81.08% |
成功時の利益額 | 4ユニット |
成功時の総ユニット数 | 24ユニット |
失敗時の損失額 | 20ユニット |
わらしべ長者法手順2. ダズンベット
ダズンベットは選んだ12個の数字の内、どれかが当たれば利益を得られる賭け方です。
この手順2では上の画像のように、1か所あたり12ユニットの賭け金を2か所にベットします。
上の画像では、「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,」「13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24」の2か所にベットしています。
賭け金 | 24ユニット |
---|---|
勝率 | 66.67% |
成功時の利益額 | 12ユニット |
成功時の総ユニット数 | 36ユニット |
失敗時の損失額 | 24ユニット |
わらしべ長者法手順3. コーナーベット
コーナーベットは選んだ4個の数字の内、どれかが当たれば利益を得られる賭け方です。
この手順3では上の画像のように、1か所あたり6ユニットの賭け金を6か所にベットします。
上の画像では、「2,3,5,6」「7,8,10,11」「13,14.16,17」「20,21,23,24」「25,26,28,29」「32,33,35,36」の6か所にベットしています。
賭け金 | 36ユニット |
---|---|
勝率 | 64.86% |
成功時の利益額 | 18ユニット |
成功時の総ユニット数 | 54ユニット |
失敗時の損失額 | 36ユニット |
わらしべ長者法手順4. ストリートベット
ストリートベットは選んだ3つの数字の内、どれかが当たれば利益を得られる賭け方です。
この手順4では上の画像のように、1か所あたり6ユニットの賭け金を9か所にベットします。
上の画像では、「1,2,3」「7,8,9」「13,14,15」「16,17,18」「19,20,21」「25,26,27」「28,29,30」「31,32,33」「34,35,36」の9か所にベットしています。
賭け金 | 54ユニット |
---|---|
勝率 | 72.97% |
成功時の利益額 | 18ユニット |
成功時の総ユニット数 | 72ユニット |
失敗時の損失額 | 54ユニット |
わらしべ長者法手順5. スプリットベット
スプリットベットは選んだ3つの数字の内、どれかが当たれば利益を得られる賭け方です。
この手順5では上の画像のように、1か所あたり5ユニットの賭け金を14か所にベットし、さらに空いている1か所に2ユニット、ベットします。
上の画像では、「1,4」「2,5」「3,6」「7,10」「8,11」「9,12」「13,16」「14,17」「15,18」「19,22」「20,23」「21,24」「26,29」「27,30」の数字とエリアに5ユニットずつベットし、「31,34」に2ユニット、ベットしています。
賭け金 | 72ユニット |
---|---|
勝率 | 75.68% |
成功時の利益額 | 18ユニット |
成功時の総ユニット数 | 90ユニット |
すべて外れた場合の損失額 | 54ユニット |
2ユニット賭けた場所が当たった際の損失額 | 36ユニット |
わらしべ長者法手順6. ストリートベット
ストリートベットは選んだ1つの数字が当たれば利益を得られる賭け方です。
この手順6では上の画像のように、1か所あたり4ユニットの賭け金を22か所にベットし、さらに空いている2か所に1ユニットずつ賭けます。
上の画像では、「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」「10」「11」「12」「13」「14」「15」「16」「17」「18」「19」「20」「21」「22」の数字に4ユニットずつベットし、「35」「36」に1ユニットずつベットしています。
賭け金 | 90ユニット |
---|---|
勝率 | 59.45% |
成功時の利益額 | 54ユニット |
成功時の総ユニット数 | 144ユニット |
すべて外れた場合の損失額 | 90ユニット |
1ユニット賭けた場所が当たった際の損失額 | 54ユニット |
わらしべ長者法のメリット
ここでは、わらしべ長者法のメリットについて解説いたします。
20単位の軍資金で144単位の利益が狙える
わらしべ長者法では下記のように、20ユニットの資金を最大144ユニットまで増やすことができます。
手順 | 利益 | 累計利益 | 総ユニット数 |
---|---|---|---|
1 | 4ユニット | 4ユニット | 24ユニット |
2 | 12ユニット | 16ユニット | 36ユニット |
3 | 18ユニット | 34ユニット | 54ユニット |
4 | 18ユニット | 52ユニット | 62ユニット |
5 | 18ユニット | 70ユニット | 90ユニット |
6 | 54ユニット | 124ユニット | 144ユニット |
失敗しても20単位の損失で終わる
わらしべ長者法の賭け金は「20ユニット+前手順までの利益額」のため、どこかの手順で失敗してしまっても、損失は20ユニットだけで済みます。
わらしべ長者法のデメリット
ここでは、わらしべ長者法のデメリットについて解説いたします。
成功する確率が低い
わらしべ長者法の手順ひとつひとつの勝率は高いですが、回数を重ねると連勝確率になるため、勝率が徐々に下がっていき、最終的に6つの手順すべてを連続で成功できる確率は「約11.5%」になってしまいます。
手順 | 勝率 | 累計勝率 |
---|---|---|
1 | 約81.08% | - |
2 | 約66.67% | 約54.07% |
3 | 約64.86% | 約35.07% |
4 | 約72.97% | 約25.59% |
5 | 約75.68% | 約19.67% |
6 | 約59.45% | 約11.51% |
6種類の賭け方を覚えなくてはならない
わらしべ長者法は、6種類の賭け方を使用するため、慣れるまではメモやガイドなどを見ながらゲームをする必要があります。
また、6つ手順のどこかで賭け方を間違えてしまうと、わらしべ長者法の効果を得ることができなくなってしまうため、慣れてからも油断は禁物です。
わらしべ長者法の注意点
ここではわらしべ長者法の注意点について解説いたします。
注意点1. 各ステップの成功率を高める
わらしべ長者法の成功率を高めるためには、「勝率の低い手順の手前で止めて利益を確定する」というのも一つの手段です。各手順の勝率をもう一度紹介します。
手順 | 勝率 | 累計勝率 |
---|---|---|
1 | 約81.08% | - |
2 | 約66.67% | 約54.07% |
3 | 約64.86% | 約35.07% |
4 | 約72.97% | 約25.59% |
5 | 約75.68% | 約19.67% |
6 | 約59.45% | 約11.51% |
上記のように6つの手順の中でも「2,3,4」は勝率が60%前後と、他の手順に比べて低くなっています。
そのため、手順「1,5」のような、勝率の低い手順の手前で止めることで、獲得できる利益は減ってしまいますが、勝率を高めることができます。
注意点2. 失敗した後の戦略を考えておく
わらしべ長者法では、どこかのステップで負けた段階で損失が確定してしまいます。
そのため、負けた場合にどうするかを事前に考えておく必要があります。
具体的には以下の3つの選択肢があります。
選択肢①:そのまま継続する
1ユニットあたりの賭け金や賭け方を変えず、失敗してしまった手順をやり直します。
ただ、失敗するまでは「20ユニット+利益額」で賭けてきていましたが、この場合は利益額がないので、「20ユニット+α」の賭け金を用意しなければいけません。
後半の手順になればなるほど、賭け金が増えていきますので、「そのまま続ける」といった選択肢はリスクが高いものになります。
選択肢②:手順1から再スタートする
もう一度20ユニットを用意して、手順1から再スタートします。
発生するリスクが変わらないため、最もセオリーな選択肢です。個人的にもこの選択肢をお勧めいたします。
また、再スタートする場合は、先ほどの20ユニットの損失を回収できる「手順3(利益額34)」までを達成した段階で止めるのも堅実な選択です。
選択肢③:わらしべ長者法を終了
わらしべ長者法が自分に合わないと感じたり、損失が膨らんでしまっている場合は、他の攻略法を使用したり、ゲーム自体を止めることも必要です。
オンラインカジノで1番良くないのは、負けた後に冷静さを欠いてしまうことです。
熱くなって無理な資金を賭けることだけは絶対にしないようにしましょう。
わらしべ長者法のまとめ
わらしべ長者法についていかがだったでしょうか?
最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてしまえば同じ賭け方をするだけなので、とてもシンプルで簡単です。また、オンラインカジノのルーレットでは、最低ベット数が0.1ドル(約26円)という低額で遊べるゲームもあるため、1ユニット0.1ドルで設定すれば、2ドル(約260円)の資金でわらしべ長者法を始めることができます。
ルーレット初心者の方や、わらしべ長者法を使ったことのない方も、まずは気軽に試してみましょう。
2ドルの資金でも、6つの手順すべて成功させることができれば、144ドルにもなります。
今回紹介したわらしべ長者法を使って、大勝ちをする喜びを是非味わってみてください。
CasinoTopsOnline編集部
監修: 和希愛
編集長