バカラの種類と人気ゲームの徹底ガイド【2025年版】
オンラインカジノで遊べるバカラの種類を徹底解説します。
オンカジにはさまざまな種類のバカラが用意されていますが、プレイヤーの誰もが一度「何が違うの?」と思ったことがあるのではないでしょうか。
カジノ初心者の多くが始めにプレイするバカラは「コミッションバカラ」と言われており、バンカー勝利の予想が的中すると5%の手数料が取られることやカードを絞るのはディーラーであることなどが特徴です。
しかし、バカラの種類によってルールのコミッションが微妙に異なるんです。
バカラはブラックジャック、ルーレットと並び、カジノでは3大テーブルゲームのひとつとして親しまれています。その歴史は15世紀のイタリアにまで遡るとされ、今ではヨーロッパだけでなくラスベガスやマカオといった世界中のカジノで大人気に。特に、日本を含む東アジアのギャンブラーの間で熱烈なファンが多いゲームとして知られています。
その人気の秘訣は、一見難しそうに見えて実はシンプルなルールにあります。スキルを必要としないため、誰でも簡単に始めることができるのです。
しかし、基本的なルールは統一されているものの、実際のカジノでもオンラインテーブルでもバカラには複数のバリエーションが存在します。そこで、ここでは世界中で人気のバカラにはどんな種類があるのかを見ていきましょう。また、バカラゲームがおすすめのオンラインカジノもご紹介していきます!
人気のバカラバリエーションの概要
人気のバカラゲームには以下のような種類と特徴があります。
バカラ種類 | 特徴 |
プントバンコ | 王道バカラゲームのイタリア語の別名 |
ミニバカラ | 少ない資金でプレイできる庶民の味方 |
スピードバカラ | アクションに飢えたプレイヤー向けの最速バカラ |
ノーコミッションバカラ | 面倒な5%コミッションはない代わりに、バンカーが6で勝つと配当は半額 |
ジャパニーズスピードバカラ | 日本人のための、日本人によるバカラゲーム |
バカラスクイーズ | バカラ最大の醍醐味であるカードの絞りを最新技術で再現 |
EZバカラ | かなり珍しい、ノーコミッションバカラの別バージョン |
ドラゴンタイガー | バカラをさらにシンプルにした、1枚同士の対決 |
スーパー6バカラ | ノーコミッションバカラに独自のサイドベットが追加されたバージョン |
シェマンドフェール | 今は絶滅してしまった、バカラのご先祖的な存在 |
バカラバンク | 超VIPだけにプレイが許されている、幻のバカラゲーム |
バカラゲームを選ぶ際に考慮すべき重要なポイント
さまざまな種類があるバカラですが、ルールによる違いはほとんどありません。そこでテーブル選びの際に重要となるのが、最小(ミニマム)ベットと最大(マックス)ベットです。
特に、後述するランドカジノでの「ミニバカラ」と「ビッグテーブルバカラ」では最小ベットに大きく差があるため、テーブルの雰囲気もまったく異なるものとなります。また、バカラの醍醐味でもあるカードのスクイーズ(絞り)は基本的にビッグテーブルだけの特権で、ミニバカラでは体験することができません。
したがって、カードを絞ってバカラならではの雰囲気を味わうならビッグテーブルを選ぶほかありませんが、それなりの資金も必要となります。まずは最小ベットを確認して、ご自分の予算に合ったテーブルを選ぶことが重要です。
人気のバカラ種類11選
それでは、実際のバカラゲームのバリエーションを見ていきましょう。ほとんどのものはランドカジノとオンラインカジノの両方でプレイすることができますが、一部はいずれかだけでオファーされています。
プントバンコ(Punto Banco)
バカラの別名
主にヨーロッパと一部のオンラインカジノソフトウェアプロバイダーで使用される名称
イタリア語で「ポイント・バンカー」という意味(「バカラ」もイタリア語で、「ゼロ」を意味する)
ゲームの特徴・流れ
バカラの別名で、ルールは一般的なバカラとまったく同じです:プレイヤーとバンカーのどちらが勝つかを予測し、カードが配られた後、点数が最も9に近い方が勝者となります。プレイヤーとバンカーにはそれぞれ2枚のカードが配られ、特定のルールに従って追加のカードが引かれることもあります。プントバンコの名称を使っているテーブルだと「Player」「Banker」といった表記がイタリア語の「Punto」「Banker」などと変更されている場合がありますが、ゲーム内容に違いはありません。
ミニバカラ(Mini Baccarat)
本来のバカラゲームよりも小さいテーブルを使用
最小ベットが小さめ
基本的に客がカードに触れることはできない
ゲームの特徴・流れ
従来のバカラでは、12人ほどが座れる「ビッグテーブル」が使用されるのが一般的です。対して、ミニバカラでは最大で7人ほどが座れる「ミニテーブル」が使われます。従来のビッグテーブルバカラでは最小・最大ベットともに非常に大きいのに対して、ミニバカラではこれが小さく抑えられています。
また、ミニバカラでは基本的にプレイヤー(客)がカードを触ってスクイーズすることができないため、ゲームの進行が非常に早いのが特徴です。
スピードバカラ(Speed Baccarat)
オンラインカジノ限定のバリエーション
ルールはミニバカラと同一
従来のミニバカラよりもさらに進行が早い
ゲームの特徴・流れ
もともと進行が早いミニバカラをさらに高速化させたのがスピードバカラです。オンラインのライブカジノだけで見られるバージョンで、ベット締切までの時間がミニバカラよりもさらに短くなっています。
ノーコミッションバカラ(No Commission Baccarat)
バンカーで勝利した際の5%のコミッションがない
代わりにバンカーで6で勝利した場合の払戻額が半額
従来のバカラルールと還元率とハウスエッジはほぼ同じ
ゲームの特徴・流れ
従来のバカラゲームでは、バンカーが勝利した場合、賞金から5%のコミッションが差し引かれます。ノーコミッションバカラでは、バンカーが6で勝利した場合にのみ払戻額が半額になる代わりに、コミッションがなくなります(したがって、名前に反してコミッションが全くないわけではありません)。
従来のルールではバンカーの還元率が98.95%であるのに対して、ノーコミッションバカラでは98.94%なので、ほとんど差はありません。ちなみにプレイヤーベットとタイベットの還元率は従来のバカラとまったく同じです。
ジャパニーズスピードバカラ(Japanese Speed Baccarat)
オンラインカジノ限定のバリエーション
ゲームルールは従来のスピードバカラと同一
ゲームの特徴・流れ
オンラインのライブカジノで選べるのが、このジャパニーズスピードバカラです。日本語ができるライブディーラーが、日本語でゲーム進行します。ゲームプロバイダーによってはスピードバカラだけでなく、ジャパニーズのミニバカラやノーコミッションバカラを導入しているものもあります。
バカラスクイーズ(Baccarat Squeeze)
オンラインカジノでの名称
カードのスクイーズ(絞り)ができる
ゲームルールは従来のバカラと同一
ゲームの特徴・流れ
従来のビッグテーブルバカラでの醍醐味である、カードのスクイーズ(絞り)を最新技術で再現したのがバカラスクイーズです。ディーラーがスクイーズするタイプのものに加えて、近年になってプレイヤー(客)が自らスクイーズできる「バカラコントロールスクイーズ」も登場しています。
オンラインカジノとしてはサービス満点の機能ですが、ゲームルールや配当、還元率は従来のバカラとまったく同一です。
EZバカラ(EZ Baccarat)
バンカーで勝利した際の5%のコミッションがない
代わりにバンカーで3枚合計の7で勝利した場合に配当金なし
バンカーベットの還元率が従来のルールより高い
ゲームの特徴・流れ
バンカーで勝利した場合に賞金から毎回5%のコミッションが引かれないという点では、ノーコミッションバカラと似ています。EZバカラの場合は、バンカーにベットしていてバンカーが3枚のカードで7をつくって勝った場合にのみ、プッシュ(引き分け)となります。
この変則的なルールによってバンカーベットの還元率が98.98%となり、その差はわずかながら従来のルール(98.95%)よりも高くなっているのがEZバカラ最大の特徴です。
EZバカラはごく一部のランドカジノだけに導入されており、残念ながらオンラインカジノにはありません。
ドラゴンタイガー(Dragon Tiger)
/fit-in/1920x1004/1743156394/dragon-tiger.jpg)
カードはドラゴンハンド、タイガーハンドにそれぞれ1枚ずつだけ
絵札は0ではなく、11~13としてカウント
タイとなった場合のドラゴンベットとタイガーベットは半額のみ返金
ゲームの特徴・流れ
ドラゴンハンドとタイガーハンドのどちらが大きいかに賭けるという点ではバカラと似ているとされますが、それ以外のルールは大きく異なるので,厳密にはバカラのバリエーションではありません。
ドラゴンタイガーではドラゴンハンドとタイガーハンドにそれぞれカードが1枚ずつしか配られません。10~Kのカードは0にはならず、それぞれ10~13(つまりKが最強のカード)としてカウントされます。結果がタイとなった場合、ドラゴンベットとタイガベットはいずれも半額が没収されます。タイ自体にも賭けることはできますが、いずれのベットも還元率はバカラより大幅に低めです。
スーパー6バカラ(Super 6 Baccarat)
ベースゲームはノーコミッションバカラ
「スーパー6」のサイドベットあり
ペアのサイドベットもあり
ゲームの特徴・流れ
スーパー6バカラは、ノーコミッションバカラにオプションのサイドベットが加わったバリエーションです。したがって、サイドベットを無視すれば通常のノーコミッションバカラとしてプレイすることができます。
注目のサイドベットが、ゲーム名にもなっている「スーパー6」。このサイドベットに賭けている時にバンカーが6で勝利すると、13倍の配当がつきます。もうひとつのサイドベットはプレイヤーまたはバンカーのペアベットで、いずれかベットしている方のハンドの最初の2枚がペアだと12倍の配当がつきます。
シェマンドフェール(Chemin de Fer)
絶滅したバリエーション
バンカーは客が務めていた
一部の状況で、バンカーにはスタンドするかヒットするかの選択肢があった
ゲームの特徴・流れ
バカラが現在のルールに落ち着く前のバリエーションは、混同を避けるためにシェマンドフェールと呼ばれることがあります。
シェマンドフェールでは客の中の1人がバンカーを引き受けていたのが特徴で、コンディションも今の固定されたルールとは異なり、一部の状況下ではバンカーに3枚目を引くかどうかの選択権がありました。
現在はランドカジノでもオンラインカジノでもシェマンドフェールはオファーされていません。
バカラバンク(Baccarat Banque)
シェマンドフェールに似たバリエーション
バンカーは客が務める
プレイヤーハンドが2つのバリエーションもあり
ゲームの特徴・流れ
シェマンドフェール同様、客がバンカーを務めるバカラゲームです。シェマンドフェールと異なるのは、カードは3デッキしか使用せず、また最初に最も大きなベットをした客がバンカーを引き受けるという点。
ヨーロッパのごく一部のカジノのVIPエリアでは今でもプレイされているとされていますが、詳細は不明です。
バカラテーブルの理解
ルールはほぼ統一されている現代バカラですが、ランドカジノではテーブルサイズによってカテゴリー分けされることもあります。それぞれにどんな特徴があるのか見てみましょう。
ビッグテーブルバカラ(Big Table Baccarat)
本来のバカラは10~16人ほどが着席できる大きなテーブルでプレイされるゲームです。また、バカラは伝統的に最小ベットも最大ベットも非常に大きいため、今でもカジノ内では特別なVIPルームやセクションで独特の雰囲気の中で行われているのが一般的です。
こういった経緯からバカラは長い間大富豪以外の一般客からは敬遠されがちでしたが、このイメージを払拭するために20世紀終盤からカジノはミニバカラも導入するようになりました。ミニバカラと区別するために、従来のバカラゲームは便宜的に「ビッグテーブルバカラ」と呼ばれるようになりました。ちなみに席数に制限がないオンラインカジノでは、ビッグテーブルバカラという概念はありません。
ミニバカラ(Mini Baccarat)
ミニバカラは7~8人掛けの物理的に小さなテーブルを使用し、一般客用のカジノフロアで見つけることができます。ビッグテーブルバカラと比べて最小ベットも最大ベットも小さく抑えられているのが特徴です。
オンラインカジノでもミニマムベットが小さいテーブルは便宜的にミニバカラと呼ばれることがありますが、ルールや配当はビッグテーブルバカラとまったく変わりありません。
ミディバカラ(Midi Baccarat): ミニバカラとビッグテーブルバカラの中間
席数が8~10ほどのバカラゲームは、ミディバカラと呼ばれることがあります。ベットサイズもビッグテーブルバカラとミニバカラの中間に設定されていることが一般的です。
テーブルサイズとプレイヤーとのインタラクションの違い
テーブルサイズとベットサイズ以外にも、実はビッグテーブルバカラとミニバカラにはひとつの大きな違いがあります。それが、プレイヤー(客)のインタラクションです。
ビッグテーブルバカラではプレイヤー、バンカーともにベットサイズが最も大きい客が実際にカードに触れて徐々にカードをめくっていく「スクイーズ(絞り)」が醍醐味とされています。そのため1ハンドにかかる時間は長くなる傾向にあり、基本的に1回使ったカードは廃棄しなければなりません。
一方、ベットが圧倒的に小さいミニバカラだと、カジノ側としては回転率を上げる必要があります。カードも毎回廃棄していたのでは経費がかさみます。そのため、通常、ミニバカラでは客がカードに触れることは禁止されています。
バカラを提供している人気のオンラインカジノ
3大テーブルゲームの一角を占めるバカラは、ほぼすべてのオンラインカジノでオファーされています。しかし、それではどのサイトを選べば良いのか困ってしまうことでしょう。そこで、ここでは安全性やプロモーションの質、バカラの種類の豊富さなどを考慮して、特におすすめのオンラインカジノをご紹介しましょう。
カジノシークレット
カジノシークレットは2018年の開設以来、賭け条件が一切ないキャッシュバックを提供し続けていることで有名です。ウェルカムオファーは最大$1,000で、最初の3回の入金に分けてもらうことができます。さらに、初回入金時にはボーナスに加えて人気スロットのフリースピン1,000回分もついてきます。
プレイできるバカラの種類:
バカラ
スピードバカラ
ノーコミッションバカラ
ジャパニーズバカラ
花路野三丁目
遊雅堂
遊雅堂は純和風な雰囲気が特徴的な、日本人プレイヤー向けのオンラインカジノです。バカラやスロットなどのカジノゲームだけでなくスポーツベット、さらには遊雅堂系列サイト限定のパチンコ館といった幅広いジャンルがすべて日本円で楽しめるのが特徴です。新規プレイヤーには、総額¥10万超えのウェルカムボーナスも用意されています!
プレイできるバカラの種類:
バカラ
スピードバカラ
ノーコミッションバカラ
ジャパニーズバカラ
花路野三丁目
ライトニングバカラ
K8
2013年より運営を続けるK8は、2025年に入ってから完全リニューアルして仮想通貨カジノとして生まれ変わりました。登録するだけで無料ボーナスがもらえる上に、入金すると288回のフリースピンに加えて最大$1,800もの豪華なボーナスがもらえてしまいます!
プレイできるバカラの種類:
バカラ
スピードバカラ
ノーコミッションバカラ
ジャパニーズバカラ
スクイーズバカラ
ライトニングバカラ
まとめ
数百年にわたって成長を続ける、さまざまなバカラの種類をご紹介しました。以前は敷居が高いVIP向けのゲームでしたが、現在はミニバカラやライブバカラの登場によって親しみやすいもの初心者の方はまず、オンラインのジャパニーズバカラを試してみて、その人気の秘訣を探ってみては?
バカラのバリエーションについてよくある質問
バカラの種類についてのよくある質問をこちらにまとめました。ぜひ参考にしてください!
どのプロバイダーがバカラを提供しているのか?
バカラは人気のあるゲームだけに、すべてのテーブルゲームプロバイダーが提供しています。特にライブカジノプロバイダーだと最大手のエボリューションゲーミング(Evolution Gaming)はもちろん、プラグマティックプレイ(Pragmatic Play)やプレイテック(Playtech)はじめ20社以上がそれぞれ複数のバリエーションを提供しています。
自分にぴったりのバカラゲームの選び方は?
まずは、予算が重要なポイントです。予算が少ない場合は、少額のベットでも楽しめるミニバカラから始めましょう。その後はノーコミッションバカラやジャパニーズバカラ、スクイーズバカラなどを試してみて、自分に合うものを探っていきましょう。
初心者におすすめのバカラゲームはどれか?
初心者には小さな予算で始められるミニバカラがおすすめですが、その中でも特にディーラーが日本語でゲーム進行するジャパニーズバカラが最適です。
一番勝ちやすいバカラのバリエーションはどれですか?
EZバカラのバンカーベットはバカラの全ベット中最も高い98.98%あり、これが最も勝ちやすいバリエーションです。ただしランドカジノでもオンラインカジノでも激レアで、見つけるのは大変かもしれません。
おすすめのバカラのバリエーションはありますか?
バカラ最大の醍醐味であるカードのスクイーズ(絞り)が味わえるビッグテーブルバカラが最もおすすめです。ただし実際のランドカジノへ出向かなくてはならず、最小ベットが大きいので潤沢な資金も必要となります。そんな余裕はないという方には、比較的少額でスクイーズが体験できるオンラインカジノのバカラコントロールスクイーズというバリエーションがおすすめです。
/fit-in/176x176/1714481497/cto-author-default.png)
CasinoTopsOnline編集部
監修: 和希愛
編集長